合宿免許は仮免許取得後からでも入校できるの?途中参加の豆知識
2020.7.22 合宿免許合宿免許と言えば、まとまった期間で免許を取得するもので、約2週間の合宿免許期間を修了して免許センターで学科試験を受けて、合格したら免許をもらえるという流れが一般的です。
では、必ず2週間というまとまった期間が必要なのでしょうか。
結論から言うと、その限りではありません。
教習所にもよりますが、仮免許取得状態から教習所への入校を受け入れているところもあります。
仮免許取得状態からの入校の流れや再入校する人に考えられるケースについてご紹介してまいります。
仮免許取得状態から再入校するケース
ケース①更新時期を忘れて免許証が失効してしまった場合
更新時期を忘れてしまい、免許証が失効してしまった場合が考えられます。
ただし、失効してから6カ月を超えて1年以内の場合に限ります。
免許証には当然、有効期限が設けられていますが、期限を過ぎてしまうと失効状態となります。
失効状態で運転をしてしまうと無免許運転となり、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」といった罰則を受けることがありますので注意が必要です。
この罰則を受けると最低2年は免許証を取得することができません。
また、これまでの違反や事故で点数が多い場合は期間もその分伸びることになりますので要注意です。
では、更新を忘れて失効してしまったからと言って免許証自体がなくなってしまうのでしょうか。
免許証は無くなってしまうわけではなく、6カ月以内であれば必要な講習を受けることで学科試験・技能試験が免除されます。
運動神経や視力などといった適正試験のみで免許証を再度交付してもらうことが可能です。
免許証の更新をせずに失効してから6カ月を超えて1年以内の場合は、仮免許所持状態となります。
仮免許所持状態になると、再度教習所で規定の教習を受ける必要があります。
もちろん無事修了した後には、1年以内に免許センターで学科試験を受けて合格することが必要です。
この流れで免許証を再取得しなければ本当の意味で免許証は失効してしまい、こうなるとはじめから教習を受けなおさなければいけなくなります。
ケース②仮免許取得後に期間が空いてしまった場合
学生さんによく見られるケースです。
合宿免許でなくても春休みや夏休みのまとまった期間に学生さんは教習所に通うようになります。
休みの日以外は学校もありますので、長期休暇の間に免許証をとっておこうと考える方が多いからでしょう。
仮免許取得後に長期休暇が終わってしまったり、他のことに夢中になって通わなくなったりすると、今回のケースのように仮免許取得後に期間が空いてしまうことがあります。
こうなると、次の長期休暇で取得しようとなることがありますが、仮免許の有効期間は6カ月なので注意が必要です。
仮免許取得状態から再入校する流れ
仮免許取得状態ですので、2段階と言われる教習からになり、学科試験も技能試験も受ける必要があります。
1段階の教習と違うことは路上教習になることです。
期間が空いていきなり路上というのは不安もあるかもしれません。
そのならないためにもしっかりと予定を立てて、連続で通うようにしましょう。
仮免許取得状態から入校する場合の費用・日数
ここでは仮免許取得状態から入校する場合の費用や日数についてご紹介してまいります。
仮免許取得状態から入校する場合の費用
当然教習所にもよりますが、通常料金の約6割~約7割くらいの費用で入校することになると言われています。
教習所へ通う場合は約200,000~220,000円程度で、合宿免許を利用する場合は150,000~170,000円程度でしょうか。
ご検討されている近くの教習所や合宿免許のお問い合わせセンターへ確認することをおすすめします。
仮免許取得状態から入校する場合の日数
日程については当然その人の状況によっても違ってきます。
教習所へ通っている方の場合は、前回どこまで進んでいるかによります。
仮免許の有効期間内に卒業して、免許センターで学科試験を受けて合格すれば問題ありませんが、目標とする日程を定めていなければ、だらだらとしてしまい、結果失効することもありますので注意しましょう。
合宿免許を利用しようとしている方の場合は、合宿免許にもよりますが大体7~10日程度が平均でしょうか。
やはり、教習所へ通うよりかは集中して受講できる分、だらだらすることもなく早く卒業することができそうです。
仮免許取得状態から合宿免許へ行くメリットとは
改めて短期間の卒業を目指せる
合宿免許はあらかじめ効率的なカリキュラムが組まれており、短期取得が可能になっています。
先ほども記載しましたが、大体1週間程度で卒業を目指すことが可能です。
教習所へ通うのは、だらけてしまいそうと不安な方にぴったりでしょう。
費用を抑えられる
教習所へ通うよりも2~3割程度、費用を抑えることができます。
合宿免許を受け入れている教習所によっては、仮免許状態からでも現地までの交通費を一部または全額負担してくれることがあります。
合宿免許には宿泊費や最大3食分の食費まで含まれることがあります。
まとめ
合宿免許の方が費用を抑えられ、1週間程度という短期間での取得を目指すことができます。
仮免許状態から再度入校するケースによっては合宿免許を利用する方がいいかもしれません。
わからないことがあれば、合宿免許のサポートをしているところへお問い合わせしてみてください。
合宿免許お役立ち情報編集部
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