合宿免許の取得までの流れを解説。申込方法から期間中の時間割まで
2019.3.4 合宿免許合宿免許は、費用が安いことや、短期間で免許が取得できる点で人気があります。
そこで今回は、合宿免許を検討する人に向けて、申し込み方法から期間中の時間割など、全体の流れを解説します。
合宿で免許取得する時にかかる期間の目安
合宿免許は、一定の期間を日ごろの住まいから離れて生活します。効率的に教習が受けられ短期間で免許が取得できるとは言え、その期間は気になるところです。
たいていの場合、気軽に自宅へ帰るわけにはいきません。そのため、学校や仕事の状況に合わせた確実なスケジュール調整が必要です。合宿で免許取得に必要な期間について見てみましょう。
ATで2週間前後、MTで約17日が最短
合宿免許での最短期間は、AT車で約2週間、MT車で約17日です。これは、あくまでも卒業検定終了までの期間で、正式な免許取得までではありません。
教習所や時期によっても変動があります。繁忙期は若干期間が延びる場合もあるので、1つの目安として考えましょう。
仮免許を持っている人や、自動二輪免許の保有者が入校できる合宿免許もあります。その場合、学科の免除などで期間の短縮が可能です。
仮免許試験が不合格だったり乗り越し(再教習)が発生したりすると、期間延長の可能性も出てきます。それらを踏まえて、事前に卒業予定日を確認しておいてください。
普通二輪車は最短9日も
合宿免許では、普通二輪車の免許取得を目指せる教習所もあります。普通二輪車とは、排気量が400cc以下のオートバイのことです。
普通二輪車の場合、最短9日で取得できます。26の学科教習と19の技能教習を効率よくまとめたカリキュラムによって、短期間での取得が可能となるのです。
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合宿のおおよその流れ
合宿の期間を把握したところで、次に入校から卒業までの流れを説明します。全体の流れとともに、毎日の教習について見てみます。
初日は適性検査と説明、その後授業開始
入校初日は、簡単な適性検査を実施します。免許を取得するには最低限の条件が定められており、それらに適合しているか判断するためです。
検査項目は、年齢・視力・色彩識別能力・聴力・運動能力などです。必要書類と合わせて、メガネ・コンタクト・補聴器など必要なものを持っていきましょう。
検査とは言っても、運転をするための最低限の確認です。緊張する必要はありませんので、気楽に臨みましょう。
検査が終わるとオリエンテーションで、合宿の流れやスケジュールの確認、集団生活でのルールやマナーなどの説明を受けます。この時に、不明な点や分かりにくい点を確認しておくことで、集団生活がスタートした後の不要なトラブルを避けられます。
期間中の1日の時間割の例
オリエンテーションなどが一通り終わると、運転に関する技能・学科の教習を受けていきます。いよいよ、運転に関する具体的な内容に入るのです。
第1段階の技能教習はAT車12時限・MT車15時限が必須で、学科教習はいずれも10時限になります。第2段階はいずれも技能教習が19時限、学科教習が16時限です。
1日の中では、学科研修が2~4時限、技能研修が2~3時限行われます。教習生の安全を考えて、心身への大きな負担がかからないように、授業が組み立てられているのです。
夕方に教習が終わると食事をし、自由時間になります。学科の予習復習やリフレッシュのために有効に過ごしましょう。
最終日に卒検、卒業証明書をもらって解散
順調に進むと、AT車では15日程度・MT車では17日程度で卒業検定を受けられます。これをクリアしないと、卒業資格はもらえません。
技能実習で乗り越し(再教習)が発生していると、期間延長の可能性もあります。卒業検定は毎日行われるものではなく、合宿の延長もあり得るので気を付けましょう。
卒業検定では実際に公道を走り、100点満中70点以上で合格になります。基本的には減点方式ですが、一時停止義務違反などでは一発不合格もあるので、慎重さが必要です。
合否は、卒業検定を受けた当日に発表されます。合格していれば卒業証明書が発行され、合宿は終了です。
各種申し込み手続きの仕方
合宿免許の申し込みは、どのように行えばいいのでしょうか。手続きの仕方を解説します。
合宿参加申し込みの一般的な流れ
合宿免許を検討する多くの人は、ホームページで確認をするでしょう。そして、自分が受けたい合宿免許先に、まずはメールか電話で資料の請求をします。
問い合わせた先から資料が届いたら内容を確認し、納得したら申し込みです。方法は、ホームページの申し込みフォームか郵送になります。
申し込み後に受付確認がされたら、料金を支払いましょう。支払いが確認されたら、入校受付を完了した旨の案内が返送されてきます。
ローンを利用する場合は?
運転免許の取得には、費用がかかります。経済的に大きな負担なので、ローンの利用を考える人もいるでしょう。
たいていの合宿免許の案内書には、ローンの申し込み書も同封されているものです。なければ、合宿免許先に問い合わせると送付してくれます。
その申し込み書でローンの申請をするか、クレジット会社を利用するならその企業のホームページなどから申し込みましょう。
18歳未満及び高校生は、原則として親権者が代理で申し込まなければなりません。また20歳未満の人は、本人申し込みはできますが親権者の同意が必要です。
ローンには審査があります。審査は、全ての人が必ず通るわけではありません。審査に時間を要することもあるので、時間に余裕を持って申し込みましょう。
合宿免許ローンについては下記のコラムでも詳しく紹介しています。
まとめ
合宿免許は、効率的に免許取得を目指す人にとって心強いものです。一方で、合宿免許のことがよく分からないと言う人もいます。
不安や疑問を解消して、合宿免許で免許取得という大きな一歩を踏み出しましょう。
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合宿免許お役立ち情報編集部
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