大型免許取得にかかる料金は?安く効率的に取得するなら合宿へ行こう

2019.4.2 合宿免許
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合宿免許予約ガイド

キャリアアップや転職のために大型免許の取得を考えている人もいるでしょう。大型免許にも種類があり、それぞれ取得するための教習内容や教習費用が異なります。できるだけ安く効率的に大型免許を取得する方法について説明しましょう。

大型免許について

大型免許について
自動車の運転免許には、いくつかの種類があります。その中で、最も運転できる車種が多い免許が『大型免許』です。

『大型自動車第一種運転免許』が正式名称のこの免許は、取得していると職業にも有利になりことがあります。特にトラックドライバーにとっては、とても有益な免許です。

ほとんどのドライバーは普通免許しか持っていないため、大型免許の取得方法を知っている人はあまりいないのではないでしょうか。

大型免許の取得について、教習内容やかかる費用などを見ていきましょう。

大型免許で運転できる車は?

大型免許を取得していると、どのような車種が運転できるのでしょうか。次のように定められています。

  • 車両総重量11トン以上
  • 最大積載量6.5トン以上
  • 乗車定員30人以上

数字による説明だけでは、分かりにくいかもしれません。街中で見かける路線バス・旅行などで利用する観光バス・宅配や引っ越しに使われる大型トラックなどがこれにあたります。

大型車両は、日常生活のさまざまなシーンで活躍しています。それだけに、大型免許は、就職に対しても有用な資格だと言えるでしょう。

大型免許の取得に条件はある?

大型免許を取得するには、次のような条件があります。

まず、年齢が満21歳以上でなければなりません。普通免許は満18歳で取得可能ですが、それよりも厳しい年齢要件です。

普通免許か大型特殊免許を所持していて、免許停止期間を除いた免許経歴が通算3年以上でなければなりません。両目で0.8以上かつ片目0.5以上の視力も必要です(眼鏡可)。

深視力検査では平均2cm以下の誤差であることや、信号の色が認識できることも求められます。聴力については、10mの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえなければいけません。

加えて、自動車の運転に支障をきたす身体障害がないことも必要です。大型免許には、これらの条件が求められます。

大型免許の一種と二種の違い

一口に大型免許といっても、二つの種類があります。大型免許は『一種』と『二種』区分されているのです。

一種は、トラックやダンプカーなど、物を運搬する車両の運転に必要な免許です。

対して大型二種免許とは、路線バス・観光バスなど、大型の『営業車両』の運転に求められる免許です。大型二種の特徴は『お金を支払った乗客を運ぶことができる』という点にあります。

一種と二種は、大きさや車種などで区分されているわけではありませんが、この点をしっかりと理解しておきましょう。

大型免許の取得方法は2種類

大型免許の取得方法は2種類
多くの車種の運転が可能になる大型免許は、いったいどのように取得するのでしょうか。2種類ある取得について、それぞれ解説します。

一発試験を受けて取得する

大型免許には、普通免許取得の流れと同様に、『仮免許試験』と『本試験』があります。それぞれの試験に合格して、晴れて大型免許の取得となるのです。

大型免許取得の方法の一つが、運転免許試験場での試験を受けて合格を目指す『一発試験』です。仮免許試験も本試験も、この一発試験が受けられます。

まず適正検査を受け、場内試験(仮免許取得)の合格とその後の路上教習を経て本試験に臨みます。これに合格すると取得時講習を受講し、免許交付です。

しかし、一発試験の合格率は極めて低く、難易度がとても高いと言わざるを得ません。現実的には、一発試験で大型免許を取得するのは非常に困難です。

教習所に通うか、合宿に参加して取得する

大型免許取得のもう一つの方法は、普通免許などと同様に、教習所に通うか合宿に参加する方法です。ほとんどの大型ドライバーは、教習所や合宿免許で取得しています。

適正検査を受けて問題なければ、第1段階の技能講習で仮免許を目指します。その後、第2段階の路上教習を経て卒業すると、運転免許センターで本試験です。

この本試験に合格できたら、取得時講習を受けることが義務付けられています。受講後、大型免許が交付される流れです。

効率的に取るなら免許合宿がおすすめ

大型免許の取得を希望する人の多くは教習所を利用していますが、その教習所にも通学免許と合宿免許の2通りがあります。

通学免許の場合、どこでも大型免許の教習を行っているわけではありません。近くに教習所があっても、そこで大型教習がなければ、遠くに通わなければならないこともあります。

また、繁忙期には、普通自動車同様、予約が困難になることもあるのです。通学免許では、これらについてしっかり検討しておきましょう。

効率的に取得したい場合は、合宿免許がおすすめです。確実に毎日教習が受けられ、費用面でもメリットもあります。

大型免許の料金の相場は?

大型免許の料金の相場は?
大型免許の取得を考える場合、気になるのは費用です。教習料金の相場はどれくらいなのでしょうか。

かかる費用は既に取得してる免許で違う

大型免許取得の費用は、既に取得している免許によって異なります。

中型免許(ⅯT車・2007年の法改定前に取得した普通免許)を所持している場合、教習の最短日数は10日で、免許取得費用は、20~25万円が相場です。

普通免許(ⅯT車)を取得している人は、最短の教習日数は13日で、費用の相場は30~35万円ほどかかります。中型免許では、教習の最短日数は7日で、18~23万円が費用の相場です。

教育訓練給付金を利用するのを忘れずに

大型免許取得にあたっては、教育訓練給付金が利用できる場合があります。取得費用の一部が受給できるかも知れないので、しっかりと確認しておきましょう。

教育訓練給付金制度とは、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とした制度です。一定の条件を満たす人が、指定された教育訓練を受講できます。

これを修了すると、支払った当該経費の最大20%(上限10万円)がハローワークから支給されるのです。

少しでもお得に取得するなら

少しでもお得に取得するなら
大型免許の取得には、それなりの費用がかかってしまいます。そこで、少しでもお得に取得するための方法について紹介します。

早割やキャンペーンを利用する

合宿免許の教習所は、教習生のためにさまざまなキャンペーンや格安プランを用意しています。

最もポピュラーなプランが、早割です。計画を立てて早めに予約を入れると、それだけ安い費用で申し込めます。

さらに費用を抑えたいのなら、各プランを細かくチェックしましょう。個室ではなく相部屋のコースを選んだり、食事が付かないプランにしたりして自炊するなど、さまざまな選択ができます。

閑散期を狙って受講する

合宿免許は学校や仕事などを調整して、まとまった期間をあける必要があります。しかし、多くの人がお休みを取りやすい時期というのは、似通った時期になるものです。

そのような繁忙期には、合宿免許の教習費用も高くなってしまいまので、閑散期を狙って受講すると、教習費用も安く抑えられるのです。

学生が長期休み入る2~3月、7~8月は特に繁忙期となりますので、費用を抑えるのであれば避けた方がよいでしょう。

支払いが厳しい場合ローンという手段も

「一度に教習費用を用意するのが厳しい」という人も中にはいらっしゃるかもしれません。

そのような場合は、ローンを利用するのも一つの手段です。

各教習所はローン会社と提携しており、さまざまなタイプのローンを組めます。それらを賢く利用すると、無理のない支払いも可能です。

支払い回数を多くすれば、月々の負担を小さくできます。また、すぐに支払うことがきついという人は、一定期間経過後に支払いをスタートするスキップローンなども検討しましょう。

まとめ

今回は、大型免許取得にかかる料金についてご紹介しました。

大型免許は、就職や転職にも力を発揮してくれる心強い免許といえます。大型免許を取得して、目標や夢の実現に向かって進んでいきましょう。

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