合宿免許参加中に一時帰宅は可能?やむを得ない理由なら事前相談を
2019.5.30 合宿免許合宿免許は平均で2週間という長い期間、宿泊施設に泊まることになります。何かの事情や気持ち的に途中でやむをえず一時的に帰宅することもあるでしょう。
その場合の一時帰宅は許可されるのか、またどんな手続きを踏めば良いかを解説します。
合宿免許で一時帰宅が難しい理由
先に結論から述べると、合宿免許中の帰宅は、一時的とはいえ困難です。その理由はいくつかありますが、中でも代表的な理由を解説していきます。
期間中の教習予定が決まっている
合宿のスケジュールは、全員分がすべて組まれています。学科などは参加者が合同で同じ内容を受けることもあり、誰かが遅れた場合にそれに合わせることが困難です。
法律によって1日の技能教習の時間は決められています。後で一気に挽回することもできません。1度遅れてしまうと、遅れを取り戻すことが難しくなってしまいます。
朝から夕方まで教習が入る
法律上、運転免許を取る最短の期間は2週間程度です。合宿免許は、その2週間という最短時間で運転免許を取ることを目的としているため、教習予定がみっちり詰め込まれています。
1日のスケジュールが濃厚なため、休むとその分教習が遅れてしまうので、帰省はあまり推奨されません。
休みがない教習所も多い
合宿中は、基本的に休日がない教習所も少なくありません。そのため、休日を利用して一時帰宅も許可が下りない場合が多いのです。
延泊して合宿を行うにしても限界があるので、理由によっては途中帰宅を断られることもあるでしょう。
一時帰宅できるケース
一時帰宅といっても絶対に許可が出ないというわけではありません。事情やプランなどによっては許可が下りるケースもあります。
どのような場合に一時帰宅が可能なのかを見ていきましょう。
一時帰宅可能なプランを用意している
2週間続けて宿泊し続けるというのは、人によっては困難です。友人との旅行やアルバイトをしたいという参加者もいますし、卒業式や内定式など抜けられない行事がコンスタンスに入って来る場合もあります。
それに対処するため、一時帰宅ができる合宿プランを設定している教習所もあります。一時帰宅を考えるなら、そういったプランに参加するのが良いでしょう。
年末年始を挟み予定が組まれている
冬休みには、クリスマスや大晦日、正月といったイベントが盛りだくさんです。この時期に運転免許を取りたいものの、家族や親しい人とゆっくり過ごしたいという人も多いでしょう。
そういった人のためには、年末年始に一時的に帰宅できるようなプランを用意してある合宿免許がおすすめです。交通費も支給されることが多いので利用してみましょう。
事前に相談している
申込み前に一時帰宅をしたい旨を話していれば許可されるケースがあります。
すでに合宿が始まってからだと、一時帰宅を断られてしまうケースもあるようです。病院の検査や法事など、外すことができない予定がわかっている場合は、事情を話しておきましょう。
また、教習所側にスケジュールの変更を強いることになるため、帰宅期間や日時を明確にしてから相談すると、話がスムーズに進みます。
一時帰宅をする分、教習の調整がされるため、卒業がその分遅れることになる点には注意が必要です。
一時帰宅する際の注意点
一時帰宅をする際の注意点について把握しておきましょう。
合宿免許中、一時的に帰宅を考える場合は、次のことに気を付けてください。
往復交通費が必要な場合がある
法事や内定式など、帰宅がやむを得ない大切な用事であったとしても、それはあくまで入校者側の都合です。途中帰宅分の交通費が、はじめからプランに入っていない場合は自腹を切る場合が多いため、最初から用意しておきましょう。
途中で帰る予定がなかったとしても、何らかの事情で帰宅せざるを得ないケースに備え、合宿に参加する場合はお金を余分に持っておくことをおすすめします。
追加料金が発生することも
一時帰宅によって宿泊が伸びるようなことがあれば、その分延泊費用が必要になります。指導教官のスケジュールや教習車も押さえておかなければなりません。
そのため、追加料金が発生することも。元々試験に1回で合格できなかったことを考慮して、数日であれば無料で延泊できるプランもあります。
しかし、一時帰宅の場合はイレギュラーなので、認められるかは教習所によって異なる場合もあるでしょう。追加料金についても、あらかじめ教習所に相談しておく必要があります。
まとめ
合宿免許では2週間、施設に宿泊するので、一時帰宅を考える人もいるでしょう。
一時帰宅したいと考えている場合は、一時帰宅があらかじめ許可されているプランや、2回に分けて教習を行うプランに申し込むことをおすすめします。合宿免許のスケジュールは、詰め込まれていることが多く、一時帰宅を許可されないことも考えられるからです。
通常のプランでどうしても一時帰宅をせざるを得ない事情があるのなら、合宿参加前に教習所に話しておくことを推奨します。一時帰宅の申請は、よほどの事情がない限りは認められないケースが多くあります。
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合宿免許お役立ち情報編集部
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