教習所は最短何日で卒業可能?急いで免許を取るなら合宿がおすすめ
2019.4.24 合宿免許運転免許を取得するなら、どのぐらいの期間が必要なのか気になる人も多いのではないでしょうか?
できるだけ、早く取得してドライブを楽しみたいですよね。
そこで、この記事では、最短何日で卒業できるのか具体的な日数と、そのための方法について解説します。
運転免許は最短何日で取得可能?
最短で運転免許を取得しようと思った場合に何日かかるか、まずは日数について解説します。
MT(マニュアル)とAT(オートマチック限定)で異なる
MT(マニュアル)とAT(オートマチック限定)のどちらを選択しているかによって、日数は若干異なります。
これは、MTはギアチェンジやクラッチの操作が必要になり、それに合わせて技能の教習がATよりも多いからです。MTを取得すればATの運転もできますが、ATの場合はMTの運転はできません。
しかし現状は、AT車に乗る人が多く、AT車限定でも特に不便に感じることはないでしょう。比率としてもATの免許を取得する人の方が多い傾向にあります。
MTは15日、ATは最短13日で取得可能
前述したように、MTの方が技能教習の日程が2日ほど多くあります。最短免許獲得日数にも2日ほど差があり、MTは15日、ATであれば13日で取得が可能です。
この日数で取得を考えるのであれば、教習所への通学ではなく、『合宿免許』を利用しなければなりません。詳しくは後述します。
通学制だと最短で免許を取るのは難しい
運転免許の取得方法としてよく用いられるのが、教習所まで免許が取れるまで通う『通学制』です。
しかし、通学制では、先ほど紹介した約2週間ほどの日数で免許を取るのは、困難です。
その理由について詳しく解説します。
実技の予約が取れない
通学制の場合、実技教習については予約を取ることになります。教官や利用できる教習車の数には限りがあるためです。
教習生の方が多くなると、実技の予約を取ることが難しくなります。特に教習所が繁忙期になると教習生が殺到し、次の実技教習が数週間先になることもあるのです。
加えて、実技教習には1日に受けられる上限数が決まっていて、第1段階で2限、第2段階で3限までしか取ることができません。
実技の教習課程を終わらせることができず、その分スケジュールが先延ばしになります。
学科や試験との調整も必要
実技の予約に加え、学科や試験のとの日程調整も必要になってきます。
実技の教習が予約できない状況が続いた場合は、誰かが当日にキャンセルするのを待つ『キャンセル待ち』の方法をとらなければなりません。キャンセル待ちが出て実技が受けられれば、その日に受けるはずだった学科は後回しになります。
試験についても、毎日行われているわけではありません。プライベートとの調整が必要になってきます。
最短で卒業したいなら合宿免許がオススメ
これまで前述したとおり、通学制の場合は取得に数カ月程度の時間を要します。最短で運転免許の取得を考えるのであれば、合宿免許がオススメです。
合宿免許がなぜオススメなのか、理由について解説します。
教習にかかる時間は、通常2週間
合宿免許を利用すれば、MTの方がATより2日ほど多くかかりますが、通常2週間ほどで運転免許の取得を目指すことができます。
合宿免許は、通学制のように予約が殺到して教習過程がこなせないといったことはありません。全て合宿のスケジュールに組み込まれています。スケジュールを自分で組む必要がないのも、通学制と比べて楽な点です。
また、費用に関しても合宿免許の方が数万円安く設定されてるのが一般的なので、通い続ける交通費などを考慮しても、合宿免許の方が色々お得と言えます。
卒業後、運転免許センターで受験が必要
合宿免許を卒業したら、運転免許センターで『本免学科試験』と『適正試験』を受験し、合格すれば運転免許証が交付されます。
免許合宿では合格するための全てのポイントが詰め込まれているので、合宿の成果を発揮できれば合格は十分可能です。
合宿免許の卒業証明書は1年間有効なので、その間に本免許証を取得しましょう。
最短コースで卒業する方法
合宿免許を利用したといっても、学科試験や修了検定をはじめ、卒業検定といった試験は通学制と同様に合格しなければなりません。
最短で合宿免許を卒業し、運転免許を取得するためにはこれらの試験に合格する必要があります。
そのため、合宿中はとにかく免許の取得に全力を注ぎましょう。自習を行い、教官への質問を積極的にするなどしてわからない点を解決しておくことが大切です。
卒業試験の前にコースの下見をしておくのも良いでしょう。まったく知らない道と、多少なりとも知っている道では運転のしやすさがまったく違います。
まとめ
運転免許は最短で2週間程度で取得が可能です。そのためには、通学制よりも合宿免許を利用することをおすすめします。
合宿免許では最適なスケジュールが組まれている上に、予約待ちも必要なく実技教習がスムーズに受けられます。通学制と比べてかなり早く免許取得が可能です。
ただし修了検定や卒業試験は通学制同様に行われるので、最短で合格するためには、試験対策をしっかりとやっておく必要があります。
長期休みやゴールデンウィークの短期間で免許が取れるのは大きなメリットですので、ぜひ合宿免許を利用してみてください。
合宿免許お役立ち情報編集部
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