合宿免許とは
2019.1.8 合宿免許「合宿免許って何なの?」「通学での免許取得とは違うの?」など、合宿免許に関する疑問を抱えている方はいませんか?
近年、学生や若い世代を中心に人気を集めている「合宿免許」。興味はあるものの、具体的にどのようなものなのかが分からず、入校を躊躇している方が少なくありません。しかし、合宿免許はとても楽しくて充実した時間を過ごせることがほとんどで、良い思い出作りとしても期待されることがあります。
そこで、今回は合宿免許の概要や、合宿免許の予約のポイント、メリット・デメリットなどについてご紹介します。
合宿免許ってなに?
まずは、合宿免許とは一体何なのか、概要について見ていきましょう。
滞在型の免許取得方法
合宿免許とは、宿泊施設におよそ2週間滞在して免許取得のための講習を受けることです。
通学のように、毎日自宅に戻ることはなく、合宿期間中は集中して免許取得を目指すことができます。
滞在期間が2週間と比較的長いため、旅行感覚で合宿に参加する方も多く、空き時間や夜の自由時間を利用して観光を楽しむ方も少なくありません。そのうえ、合宿免許を一人で利用する方も多く、相部屋であれば同じ目標を持つ者同士で仲良くなることが多いです。合宿先で仲良くなった友達と外出を楽しんだり、食事を楽しんだりすることもあるようで、充実した合宿生活を送ることができます。
短期間で免許取得が可能
合宿免許の場合、通学とは異なり1日のうちの講習がたっぷりと受けられます。そのため、免許取得までの期間が短く試験がスムーズに合格できれば2週間程度で取得することができます。
「早く免許を取得したい」「仕事で必要だから急いで免許を取得したい」という方にとって、満足のいくスピードで免許取得を実現できるでしょう。
また、通学のように、講習の間隔が空いてしまうこともなく、学んだことを忘れないうちに次の講習や試験に臨めるのも魅力。合格率も高く、勉強が苦手な方でも安心して免許取得を目指せます。
料金は食事、宿泊代込み
合宿免許を提供している教習所の料金は、基本的に食事と宿泊代が込みとなっています。そのため、提示されている料金の他にオプションとして追加の料金がかかることはほとんどありません。
既に提示されている料金で合宿免許を利用することができるため、予算と照らし合わせながら自分に合った教習所を選べるのが魅力です。
通学と合宿の違い
通学も合宿も、どちらも目的は免許取得であることは間違いありません。しかし、具体的にどのような違いがあるのかをイメージできない…という方は多いです。
ここからは、それぞれの違いについて解説します。
料金の違い
通学と合宿の違いの一つに「料金の違い」があります。
合宿の相場が20~23万円であるのに対し、通学の相場は28~33万円。こうして分かる通り、相場の金額に大きな差があるのです。
「なるべく安く済ませたい…」という方であれば、合宿の料金は魅力的といえるのではないでしょうか。
講習スタイルの違い
通学と合宿の大きな違いであるのが「講習スタイル」です。
通学の場合は自分の都合の良いタイミングで、講習を受けることができるためマイペースに進められるという特徴があります。一方、合宿の場合は事前に教習所からスケジュールを提示されるため、自分のペースで進めることができません。
また、合宿の場合は滞在型であるため、その日の講習が終わっても帰宅することはなく、宿泊施設に戻って自分の時間を過ごすことになります。
取得期間の違い
通学と合宿では免許の取得期間にも違いがあります。
通学で免許を取得する場合は早くても2~3か月の日数が必要になることがほとんど。一方、合宿の場合は最短2週間で免許の取得が可能です。
「マイペースにゆっくり取得したいなら通学」「短期間でサクッと取得したいなら合宿」というように、自分の状況や性格と照らし合わせて検討することができます。
交通費の補助の違い
交通費の補助に関しても違いがあることを忘れてはいけません。
通学の場合は交通費が補助されるケースは少なく、基本的に全額自己負担となります。例えば、原付バイクを取得していて、普通自動車免許取得のために原付バイクで通学をしていたとしても、その分のガソリン代を教習所が負担するということはありません。お金をかけたくない場合は無料の送迎バスをその都度予約して交通費を浮かせる必要があります。
しかし、合宿の場合は交通費を全額支給もしくは一部支給してくれるケースが多いです。必要最低限の料金だけで利用できるため、思わぬ出費に戸惑うことはないでしょう。
保証の違い
通学と合宿では「保証」についても違いがあります。
ここでいう「保証」とは、試験不合格などによる延長のことです。例えば、合宿の場合は万が一試験で不合格になってしまったり、体調不良で講習を欠席した場合は、その分合宿を延長して講習や再試験を受ける必要があります。
このとき、保証が設けられていないと延長分の宿泊費用や食事代などが追加で発生するため注意しなければなりません。しかし、合宿の場合はこうした理由から保証が設けられていることがあります。
延長に備えて「一定期間の延長は無料」という保証があれば、万が一の状況にも慌てることはありません。
しかし、通学の場合は延長という概念がないため、そもそも保証が存在しません。こうした保証制度は通学と合宿の大きな違いといえるでしょう。
出会いチャンスの違い
あまり知られていませんが、通学と合宿では出会いのチャンスに関しても違いがあります。
例えば、通学の場合は老若男女さまざまな方が利用していて、「まとまった休みがとれない」「合宿が面倒」「業務用の車両の免許が必要」などの理由から性別年齢問わずに、幅広い層の方がいます。
逆に合宿の場合は「旅行感覚で楽しみたい」「友達つくりをしたい」「安く済ませたい」という理由から10代後半~20代の若い世代が集まりやすい傾向にあるのです。同世代が多い合宿の方が出会いのチャンスが多く、利用者の中にも出会いを期待している方が少なくありません。
「気の合う友人としての出会い」「恋愛としての出会い」など、通学と合宿では大きな違いがあるのです。
合宿免許のプラン(種類)について
一口に合宿免許と言っても、様々なプランがあるため自分に合ったものを選ばなければなりません。
金銭的にメリットのあるプランや、過ごし方にこだわりたい方向けのプランなど、利用者に配慮されたプランが豊富です。
ここでは代表的な合宿免許におけるプランをご紹介します。
合宿免許におけるプランはさまざま
合宿免許におけるプランは豊富ですが、安易に決定してしまうのは好ましくありません。自分の状況や利用方法などをよく理解したうえで検討しないと、金銭的に損をしたり、期待していた通りに過ごせないという可能性があります。
そのため、「選ぶのが面倒だから…」と適当に選ぶことはやめましょう。
合宿免許のプランとしては、具体的には以下のようなものが挙げられます。
シーズンに応じた割引きプラン
夏休み、年末年始、ゴールデンウィークなどの予約で通常価格から割引きしえもらえるプランです。長期休みを利用して合宿免許を利用したい方におすすめです。
団体向けプラン
複数人同意予約で割引してもらえるプランです。親しい仲間を誘い合って予約することで一人当たりの料金を安く抑えることができます。
仲間同士の思い出作りのきっかけとしてもおすすめです。
個室プラン
「人見知り」「人と話すのが苦手」という方におすすめのプランです。相部屋では周囲に気を使って疲れてしまう…という方は個室が適しているでしょう。費用は相部屋よりも割高ですが、気ままに過ごせるのが魅力です。
相部屋プラン
安価なプランである相部屋プラン。「免許取得」という同じ目標を持つため、自然と絆が深まることも珍しくありません。一人で参加している方も多いため、おひとり様でも緊張することなく打ち解けることができます。
学生向けプラン
高校生や大学生を対象とした学生プランです。「学割」として、学生に割引サービスを提供しているだけでなく、20~30代の若い指導員が担当するといった配慮がされることもあります。
女性もしくは男性向けプラン
宿泊施設が女性限定、もしくは男性限定として定められているプランです。同性同士で気兼ねなく楽しみたい方や、異性が同じ宿泊施設にいることに不安を感じる方におすすめです。
上記はほんの一部ではありますが、このように様々なプランが設けられています。上記から分かる通り、金銭面以外にも「部屋」「環境」などが関係してくるため、慎重に選ばなければなりません。
それぞれのプランを理解し、自分に合うものを選びましょう。
希望する費用や過ごし方などから選ぶ
合宿免許で設けられているプランは種類が豊富で「どれを選んだら良いのか分からない!」と悩んでしまう方が少なくありません。
そんな方は、自分が合宿免許に対して何を希望するのか、何を期待しているのかなどを考えてみましょう。
例えば「安く利用したい」「費用を抑えたい」という場合は、自分に適した割引プランを利用することが好ましいといえますし、「空き時間はのんびり過ごしたい」という場合は、周囲の目が気にならない個室プランが最適です。
合宿免許のメリット
合宿免許が選ばれる理由には、やはり「豊富なメリット」が挙げられます。
具体的にどのようなメリットが挙げられるのでしょうか。
通学にはないメリットが豊富
合宿免許は、通学にはないメリットが豊富です。例えば、以下のメリットが挙げられるでしょう。
格安で免許取得ができる
通学の相場が25~30万円であるのに対し、合宿の相場は20万円です。免許の取得にはお金がかかるものですから、合宿である程度費用を抑えられるのは大きなメリットといえます。
短期間で免許取得が可能
通学の場合、最短でも1か月以上はかかることが多い免許取得。しかし、合宿免許であれば最短2週間で取得することができます。「短期間でサクッと取得したい」という方にとって、魅力的なメリットなのではないでしょうか。
プチ旅行も楽しめる
宿泊施設や教習所の周辺に観光スポットがあれば、自由時間を利用してプチ旅行を楽しむことができます。合宿で知り合った仲間と外出するのも楽しいでしょう。
親しい友人に発展しやすい
合宿免許に集まった生徒はみんな同じ境遇です。「免許取得」という同じ目標を持ち、講習という同じ経験をしています。
共通の話題も多いため会話に困ることがなく、いつの間にか仲の良い友人に発展していることも珍しくありません。
乗車予約が不要
通学の場合は次の乗車予約を自分でとらなければなりません。既に予約が埋まっていれば別日の乗車予約を取らなければならず手間でもあります。
しかし、合宿免許の場合は教習所側がスケジュールを設定してくれるため、予約の必要はありません。
講習内容を忘れにくい
合宿中は毎日講習があります。そのため、前回の講習内容を忘れないうちに翌日の講習に望めますし、試験も受かりやすいというメリットがあります。
怠けるのを防げる
自分のペースで講習を受けられる通学とは異なり、合宿はスケジュールが決まっています。そのため、だらけて教習の期間が長引いてしまうことがありません。
恋人、友人との絆が深まる
合宿期間中は一つ屋根の下で生活をします。今まで以上に接することが増えて信頼関係が増し、絆を深めることができるでしょう。
合宿免許には、金銭的なことや過ごし方、人間関係に至るまで様々なメリットがあります。気軽な気持ちで参加したものの、思いの外充実した時間になった…という方も多いものです。
このように、合宿には通学では得られないメリットが豊富であるため、合宿免許は人気といえます。
安く、楽しく、短期間で免許取得を実現できる
合宿免許のメリットをまとめると、「安く」「楽しく」「短期間」で免許取得ができるということです。
本来、免許の取得は面倒ですし、勉強ばかりで退屈に感じてしまうもの。しかし、それが楽しく進められたらモチベーションも上がりますし、学びがいもあるでしょう。
また、通学よりも安価に短期間で免許が取得できるため、金銭的な余裕が少ない若い世代の方や、時間の取れない社会人でも利用しやすいといえます。
合宿免許のデメリット
上記では魅力的なメリットが並んでいるため、さっそく合宿免許を検討し始めている方も多いのではないでしょうか。しかし、合宿免許のデメリットも意外と多いことを理解しておかなければなりません。
そこで、ここからは具体的なデメリットをご紹介します。
若干のデメリットあり
合宿免許のデメリットは、メリットと比較すると少ないものの把握しておくべき内容がいくつかあります。
それが以下の通りです。
自分の都合を優先できない
合宿免許は、すでにある程度スケジュールが決定しているため、事情が無い限りはスケジュール通りに講習を受ける必要があります。マイペースな進め方ができないため注意しましょう。
周辺環境によっては缶詰状態に
教習所や宿泊施設の周辺に観光スポットなどが無い場合は、外出することがありません。そのため、合宿期間中は講習と宿泊部屋の往復の生活になることが考えられます。
他人と過ごすことでストレスを感じる
もともと集団行動が苦手な方は、毎日他人と過ごすことにストレスを感じてしまうことがあります。仮に相部屋でなくても、講習の度に多くの生徒と顔を合わせますし、場合によっては会話を交わすこともあるでしょう。
人と関わることに積極的ではない場合は、憂鬱な期間となってしまうかもしれません。
カップルの同室が認められないことがある
カップルで仲良く同じ部屋を利用したい、と考えていても宿泊施設によってはカップルの同室が認められないことがあります。そのため、予約前にきちんと確認しておくことが大切です。
友人とスケジュールが合わない可能性がある
免許の種類によっては講習の内容が異なるため、せっかく友人と合宿に参加していてもスケジュールがバラバラになってしまうことがあります。
まとまった休みが必要
合宿免許における滞在期間はおよそ2週間です。そのため、最低でも2週間以上のまとまった休みが必要となります。
時期やタイミングによっては学校、仕事を休まなければならないということを頭に入れておきましょう。
道路環境の違い
自分の住んでいる地域には雪が降らないにも関わらず、雪の多い地域で合宿に参加した場合、道路環境の違いに戸惑ってしまうことがあります。
合宿免許の延長リスク
万が一試験に不合格であったり、寝坊や体調不良で講習を欠席してしまった場合、合宿が延期になってしまう可能性があります。
その分追加料金も発生してしまうため、時間とお金の負担が増えてしまうことにつながります。
一人で合宿を過ごす可能性
稀ではありますが、万が一合宿期間中に親しい人が出来なかった場合、およそ2週間を一人で過ごすことになってしまいます。
そもそも合宿の予約がとれない
募集が終わっていたり、予約が埋まっていたりすると、せっかくスケジュールが空いていても合宿の予約がとれません。
キャンセル待ちや別の日程の合宿免許の予約が必要になってしまいます。
デメリットを解消することは可能!
合宿免許を躊躇するようなデメリットが多く、悩んでしまうことがあるでしょう。しかし、合宿免許におけるデメリットは工夫次第で解消することが可能です。
例えば、缶詰状態になるのを避けたいのであれば、周辺環境が充実した教習所を選べば問題がありませんし、仮に充実していなくても仲間と外を散歩して気分転換することはできるでしょう。
また、「友達ができるか不安…」という場合は、合宿初日に積極的に声をかけることがおすすめです。初日は全員が初対面同士であるため、それぞれに親しい人がいるわけではありません。知人ができるチャンスが大きいタイミングであるため、初日の貴重なタイミングを逃さないようにしましょう。
上記のように、デメリットは考え方や行動次第で解消することは十分に可能です。そのため、まだ始まっていない合宿免許に対して不安を感じる必要はありません。
自分なりの対応と行動力で充実した合宿生活を送ってみてください。
デメリットも把握したうえで検討しよう
合宿免許には上記の通りデメリットも存在するため、それぞれをきちんと把握してから検討することが大切です。実際、デメリットを把握しないまま合宿がスタートし、「こんなはずではなかったのに」と後悔しているケースは多いものです。
一部のデメリットは行動や対応、アイデアで解消できますが、必ずしも全てのデメリットが解消できるというわけではありません。
自分の性格や金銭的な状況と照らし合わせながら、合宿免許の計画を立ててみてください。
合宿免許の楽しみ方
合宿免許の本来の目的は「免許の取得」です。しかし、2週間もの期間を仲間と過ごすのですから、プライベートとして楽しみたい!というのも正直なところではないでしょうか。
そこで、ここからは合宿免許の楽しみ方についてご紹介します。
合宿免許の楽しみ方は無限大
合宿免許の楽しみ方は無限大と言っても過言ではなく、過ごし方次第で充実した時間を送ることができます。
具体的にどのような楽しみ方が出来るのかは以下を参考にしてみてください。
周辺の観光スポットに出かける
合宿免許の醍醐味ともいえるのが、周辺の観光スポットへのプチ旅行ではないでしょうか。
海や山などのレジャー、観光施設、温泉などをもう存分楽しむと良いでしょう。
仲間とのアウトドア
相部屋として同室で過ごす仲間や、講習を通じて仲良くなった人などを集めてアウトドアするのも良いでしょう。
最近では宿泊施設側がアウトドアイベントを開催していることもあるため、そういったイベントに参加するのもおすすめです。
宿泊施設は設備をこだわって選ぶ
宿泊施設の一部では、娯楽として温泉や漫画コーナー、スポーツジムなどを完備しています。合宿期間を有意義に過ごしたい方は、教習所選びから検討してみてはいかがでしょうか。
料理を堪能する
近年、料理に力を入れた教習所が増えてきています。新鮮素材を使用した料理やビュッフェスタイルのディナー、地元野菜を使用した高級ランチなど、料理を楽しむのも一つの手です。
相部屋のメンバーと会話する
せっかく相部屋になったわけですから、積極的に会話を楽しんでみましょう。地元の話や、免許を取得する目的、苦手な講習などは盛り上がるものです。
自然に触れる
自然が豊かな合宿先に滞在するのであれば、これを機に思う存分自然に触れてみてはいかがでしょうか。
日々の喧騒を忘れて、癒されること間違いなしでしょう。
たまには怠けて過ごすのも
講習が少ない日や空き時間が長いときは、のんびりと過ごすのもアリです。
合宿とはいえ、毎日遊び続けるのは疲れるもの。リラックスして過ごす日を設けてみてはいかがでしょうか。
指導員と話す
気さくな指導員であれば、会話が弾むことは多いです。
講習の悩みを相談したり、分からない部分を質問したりして、会話が盛り上がるように工夫してみてください。
勉強に集中する
合宿免許は本来、免許取得に集中するための期間です。
そのため、いっそのこと勉強に集中してみるのも選択肢の一つ。予定がない日は復習するなどして次の講習に備えてはいかがでしょうか。
持っていくと楽しめるアイテムもある!
合宿免許を楽しむにあたって「持っていくと楽しめるアイテム」があります。それが以下のイテムです。
- ボードゲーム
- カードゲーム
- ゲーム機
- おしゃれな服
- 漫画
- 音楽プレイヤー
- 嗜好品
合宿を楽しい時間にしたい!という方は、ぜひ上記のアイテムの持参を検討してみてください。
合宿免許の注意点
「楽しそう」「良い経験になりそう」というイメージのある合宿免許。既に検討し始めて いて、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、その前に把握しておかなければならない注意点がいくつかあります。
合宿免許における注意点は多い
合宿免許におけるトラブルを防ぐために、把握しておくべき注意点は多いものです。とくに、以下の点は注意しておきましょう。
予約時の注意点
予約の段階でいくつか確認しておかなければならないことがあります。それが「男女比率」「部屋タイプ」「キャンセル料の有無」「返金制度」です。
例えば、男女比率に偏りが大きく、周囲が異性ばかりになってしまってはなんとなく抵抗を感じてしまうでしょう。また、部屋はどのようなタイプになっているのか、万が一のキャンセルでキャンセル料は発生するのか、途中でやめた場合は返金してもらえるのか、などきちんと確認しておかなければなりません。
これらを確認しないまま予約を入れてしまうと、トラブルに発展してしまうことがあります。そのため、契約書や問い合わせの電話などできちんと確認をしておきましょう。
持ち物に関する注意点
合宿当日では、必ず持って行かなければならない必須の持ち物があります。事前に説明されますが「住民票」「印鑑」「本人確認書類」の3つは忘れてはいけません。最悪の場合入校できなくなってしまうため注意しましょう。
また、持っていく着替えは「動きやすい服装」がおすすめです。車の乗り降りがしやすい服の方が技能講習に集中できるもの。着替えを選ぶ際は機能面を重視すると安心です。
冬時期のマスク
11月~3月頃までは風邪やインフルエンザが流行しやすく、体調を崩しやすい時期です。そのため、こうした冬時期の合宿免許を利用する場合は、万が一の体調不良に備えてマスクを準備しておきましょう。
団体行動の毎日で、どこからウイルスが移ってしまうか分かりません。体長不良で講習を欠席することに…といった状況にならないためにも、風邪予防は徹底しましょう。
知らずに入校するとトラブルに
合宿免許における注意点を把握していないまま入校してしまうのは好ましくありません。トラブルに発展してしまいますし、万が一問題が起きた場合に納得のできる対応をされない可能性があります。
きちんと注意点を把握したうえで、合宿免許を利用してください。
合宿免許をお得に利用するには
合宿免許の最大のメリットといえるのが「通学よりも安い」というものです。しかし、それでも相場では20万円と、若者には高額な金額といえます。
そこで、ここからは知られざる「お得な利用方法」についてご紹介します。
格安で合宿免許を利用する方法がある
実は、合宿免許を格安に利用する方法があります。それが以下の方法です。
- ・格安な教習所に予約する
- 早いうちに申し込んでおく
- 割引プランの利用
- 団体で予約する
- 閑散期に予約する
- 素泊まりプランの利用
- 相部屋プランの利用
- 免許の種類をAT限定にする
- 冬時期に東北方面の教習所を予約する
- 「交通費全額補助」の教習所を予約する
- 複数種類の免許を取得する
合宿免許を格安で抑えるにあたって、上記の通り様々な方法が存在します。自分の状況やタイミングなどと照らし合わせて最適な方法を選んでみてください。
ただし、格安すぎる教習所には注意が必要です。提示料金が格安すぎる場合「安くしなければ生徒が集まらない理由」があるということがかんがえられます。その理由が単純に、立地の問題や閑散期の問題などであれば気にすることはありませんが、評判が悪かったり、悪質である可能性もあるため注意してください。
可能であれば、その教習所の口コミを探したり、実際に安い理由を問い合わせてみると安心です。
一方で費用が増えるケースも
お得に合宿免許を利用する方法がある一方で、逆に費用が増えてしまうというケースも存在します。想定外の予算オーバーにならないためにもチェックしておきましょう。
- 夏休み時期の予約
- 合宿の延長による追加料金
- 直前キャンセルによるキャンセル料
- MT免許の取得
- 交通費の負担
繁忙期シーズンの予約は割高になりやすいためあまりおすすめできないのが事実です。
また、仮に閑散期シーズンに予約しても、合宿の延長で追加料金が発生したり、高額な交通費を自分で負担しなければならない場合は、結果的に割高となってしまうでしょう。場合によっては、通学と大差ない費用になってしまうことも考えられます。
何にいくらのお金がかかるのかをよく理解し、費用が増えてしまうのを防ぎましょう。
おわりに
このページでは、合宿の概要や基本情報、メリット・デメリットについてご紹介しました。
現在、自動車免許を検討している方はぜひ、合宿免許を検討してみてはいかがでしょうか。友達作り、旅行気分での外出、安く免許取得ができるなど、合宿ならではの良いポイントは多いものです。
今回のページを参考にしながら、自分に合った免許の取得方法を検討してみてください。
合宿免許お役立ち情報編集部
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