運転免許証_3種の色についてご紹介
2020.8.24 運転免許証運転免許証には色の違いがあることはご存じでしょうか?
運転免許証には3種類の色があります。
それぞれにどう違うのかをご紹介します。
緑色の運転免許証は「新規取得者」用
免許を初めて取得してから3年間は、新規取得者扱いになります。
新規取得者の運転免許証は、緑色。
合宿免許や通いで運転免許証を取得して最初に交付される免許証はこの緑色になります。
3年経って初回更新を終えるまでは、緑色の運転免許証を使うことになります。
なお、初回免許更新は、初回更新者講習(2時間)を受講する義務があります。
例外的に、3年を経過する前に運転免許証の色が緑でなくなる場合があります。
それは、初回更新前に「中型免許」「大型免許」などの上位免許を取得した場合です。
初回免許更新後は、青色の運転免許証になる
初回免許更新を終えると、運転免許証の色は「青色」でございます。
青色の運転免許証は、一般運転者免許と呼ばれています。
合宿免許や通いで運転免許証を取得してから一度目に受ける「初回免許更新」を終えるとこの青色になります。
青色の運転免許証の有効期限は3年、もしくは5年です。
運転免許証の有効期限が切れる年の誕生日の41日前からみて過去5年以内に違反があれば、次回の免許更新後も免許証の色は引き続き青色になります。
この際、違反が1回以下でありなおかつ違反内容が3点以下の軽微な違反であった場合は、5年の有効期限が適用されるのです。
免許更新時の講習時間も、有効期限が3年なのか5年なのかによって異なります。
有効期限が5年の場合、1時間の一般運転者講習。
有効期限が3年の場合は、2時間の違反運転者講習。
を受けることが義務付けられています。
優良ドライバーの場合は、金色の運転免許証
一般的に、「ゴールド免許」と呼ばれているのが、この金色の運転免許証です。
免許更新年の誕生日から起算して41日前から、過去5年以内に事故・違反が全くない場合、このゴールド免許を取得することができます。
ゴールド免許は、無事故無違反の場合にのみ取得することができる運転免許証です。
免許更新時の講習時間も特に短く、30分の優良運転者講習を受講することになります。
ゴールド免許取得者の特典
ゴールド免許取得者は、5年間無事故無違反であることを公的に証明されています。
そのため、青色の運転免許証取得者と比べていくつかの優遇があります。
自動車任意保険の割引
ほとんどの保険会社では、ゴールド免許取得者に保険料の割引サービスを実施しています。
割引率は保険会社によって異なりますが、より安い料金で保険に加入することができるということは、大きなメリットだと言えるでしょう。
免許更新が居住地以外でもできる
緑色・青色の運転免許証の場合、免許証の更新は住民票登録のある都道府県でしかすることができません。
しかし、ゴールド免許の場合、それ以外の場所でも免許更新ができる「経由更新」をすることが可能になります。
更新年誕生日前の1ヵ月間は、この制度を利用することができるので、出張の多い方などにはとても便利な制度だと言えます。
SDカードを持つことができる
高ランクのセーフドライバーカード、略してSDカードを持つことができるのも、ゴールド免許取得者だけの特典です。
ゴールド免許を取得している安全運転ドライバーの証であるSDカードは、それを保持しているだけで日本全国の15,000店以上の多様な業種の加盟店で割引サービスを受けることができるのです。
SDカード自体は、1年以上無事故無違反でさえあれば、ゴールド免許取得者でなくとも申請をすることが可能です。
ただ、無事故無違反期間によって、与えられるSDカードの色が異なります。
特に、20年以上の間無事故無違反であれば最高ランクのSDスーパーゴールドカードを所持することができるのです。
無事故無違反を徹底しましょう
このように、運転免許証を持っているのであれば、どうせならゴールド免許取得者を目指したほうが得です。
ゴールド免許取得者になるために、徹底して無事故無違反を目指しましょう。
そのための、無事故無違反を徹底するためのコツをご紹介します。
定期点検
普段乗っている車の定期点検は非常に重要です。
特に、タイヤには気を付けるようにしましょう。
タイヤは知らず知らずのうちにすり減ったり空気が抜けたりしています。
それが原因で雨の日にスリップしてしまったり、制動距離が伸びたりしてしまいます。
このようなリスクを事前に察知し危機回避をするためにも、定期点検は非常に重要なのです。
起こりやすい3種類の事故に注意
自動車事故の中でも、以下の3つは特に起こりやすい事故だと言われています。
・追突事故
・バック時の事故
・交差点での事故
追突事故を起こさないように急ブレーキや急発進は行わないように気を付け、バック時の事故を起こさないようにバック時にはバックカメラ・ミラー・目視を使い分け十分に注意しましょう。
交差点での事故は、突然飛び出してくる歩行者や二輪車、見通しが悪い交差点などに注意をすることで防ぎやすくなります。
かもしれない運転を特に徹底するようにしましょう。
おわりに
運転免許証の3種の色についてご紹介しました。
ゴールド免許取得者になると様々な優遇を受けることができます。
また、そもそも事故や違反を起こさないことにこしたことはないでしょう。
現在、免許取得に向けて通っている方や合宿免許に参加している方はまだまだ先の話かもしれませんが、事故違反を起こさないように運転には注意して、ぜひゴールド免許取得者を目指してください。
合宿免許お役立ち情報編集部
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