教習所の繁忙期は夏休みと春休み!効率よく免許を取るポイントとは?
2019.4.24 免許取得のコツ学生の長期休暇の時期になると、運転免許を取ろうと入校希望者が多くなるため、教習所の繁忙期となります。この時期は、教習所が混雑して運転免許を取得すること自体が難しくなることも。
そこで今回は、繁忙期に入校する注意点をはじめ、この時期に運転免許を効率よく取るためのポイントを解説します。
自動車、二輪教習所の繁忙期はいつ?
自動車、二輪車にかかわらず、教習所は繁忙期と閑散期の落差が激しいと言われています。効率よく運転免許を取得するためにはまず、教習所の繁忙期について詳しく知っておきましょう。
学生の長期休暇中
教習所の繁忙期は、学生の長期休暇です。就職活動には車の免許があった方が有利になることと、社会人になって仕事に出るとなかなか教習所に通う時間が取れないため、学生のうちに運転免許を取っておこうとする人が多いからです。
特に夏休みと春休みは、教習所に入校する学生は多くなります。
春休みは高校生が多い
3月から4月にかけての春休みは、高校生の入校が多くなります。大学入試が終わり、大学に入るまでに時間が空いている人が多いためです。
自動車の運転免許の取得は18歳から可能で、教習所はその1~3カ月前から通うことができるようになります。たいていの人が高校3年生で18歳を迎えることも要因でしょう。
夏休み
一方の夏休みは、高校3年生は大学入試対策に追われている人がほとんどのため、大学生が多くなります。特に就活が始まる前の1、2年生のうちに取得しようとする人が多い傾向にあります。
教習所の方も夏休みは合宿をはじめとしたプランを用意している場合が多く、7月と8月にかけて教習所はとても混み合うようです。
繁忙期に入校する問題点
ここまで紹介したような繁忙期に入校すると、運転免許取得の上でさまざまな問題点に直面することがあります。どのような問題が発生するのかを知り、回避するようにスケジュールを立てていきましょう。
費用が高くなる可能性がある
旅行や宿泊施設と同じく、繁忙期は入校希望者が集まりやすいため、費用が比較的高く設定される傾向にあります。繁忙期の費用相場は23~38万円程度とかなり高額です。
逆に閑散期は人を集めるために安くなります。19~24万程度が相場となり、差額にすると10万円以上開くことも珍しくありません。
可能であれば閑散期に入校することをおすすめします。
予約が取りにくい
教習所のコースや教習車、教官の数には限りがあり、技術教習の予約がなかなか取れなくなります。技術教習が停滞し、結果として教習課程がなかなか先に進むことができません。
予約の申込みは『スケジュールプラン』など、予約が取りやすいプランを申し込んでいる教習生が優先的に入れやすいようになっています。
一方、通常プランで入ってしまうと予約も後回しにされ、まったく予約が取れなくなってしまうことも珍しくありません。
繁忙期でも効率よく免許を取るポイントとは?
予約が取りにくい繁忙期は避けた方が無難ですが、繁忙期に運転免許を取得しておきたい人が多くいるのは事実です。繁忙期でもなるべく効率良く教習所を卒業する方法についてご紹介します。
キャンセル待ちを活用する
よくある方法として「キャンセル待ちを活用すること」が挙げられます。キャンセル待ちは、当日に予約をキャンセルした人がいる場合に、キャンセル待ちを申請していた人の中から空いた枠に教習を受けられる人を選ぶ制度です。
当日に都合が悪くなってキャンセルする人は少なからずいますので、キャンセル待ちを申請することで技能教習を受けられる確率が高くなります。
キャンセル待ちの人の中から誰を選出するかは教習所によって方法が異なりますが、抽選方式か先着順が一般的です。キャンセル待ちの申請期限や発表方法について、あらかじめ確認しておきましょう。
キャンセル待ちについてはこちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
教官を選ばない
人気の教官は指名が多く入るため、教官のスケジュールが空くのを待つことになります。教官を選ばずに教習を受ければ、技能教習を受けられる確率が高くなるでしょう。
しかし、相性が悪い教官を避けられない、自分の性格や教習に継続性が持てないといったデメリットもあります。教官によっては同じ問題に対してまったく違う指導をするかもしれません。
また、教習所によっては、指名できないこともあります。教習所の方針について確認をとっておいた方が良いでしょう。
合宿免許を検討する
短期で運転免許を取得するなら、合宿免許を検討しましょう。合宿免許は最短2週間程度で教習所を卒業が可能です。合宿のプランの中に技術教習があらかじめ盛り込まれているので、予約待ちといった状況にもなりません。
さらに、合宿の方が費用が安く設定されていることもあります。2週間程度の休みが取れるようなら合宿免許で効率良く取ってしまう方法はいかがでしょうか。
まとめ
教習所の繁忙期は、学生の長期休みになります。春休みである3月と4月、そして夏休みの7月8月は教習生が増え、実技教習がなかなか予約できません。また入校費用が高騰するといったデメリットがあるので覚えておきましょう。
効率良く運転免許を取得するためには、繁忙期は避けて閑散期に申し込む、または合宿免許を利用するという方法もあります。どうしても繁忙期を避けられないようでしたら、キャンセル待ちなどを使ってスケジュールを工夫しつつ教習をこなしていきましょう。
合宿免許お役立ち情報編集部
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