【合宿免許】方向変換のコツなどについて
2020.11.20 免許取得のコツ合宿免許や教習所に通っている方の中で技能教習での方向変換が難しいと感じている方は多いです。
方向変換の難易度はS字、クランク、縦列駐車に並びます。
どんなタイミングでハンドルを操作して車体の方向を変えるのかは見極めが難しいのです。
卒業検定では縦列駐車か方向変換のどちらかを行いますが、どちらかを選べるわけではないのです。
合宿免許の卒業検定まで来たらここで落ちるわけにもいきません。
そこでこちらの記事では、方向変換の際に使えるコツやポイントなどについてご紹介します。
方向変換とは
合宿免許や教習所にまだ通っていないという方は方向変換と聞いてピンときていない方もいらっしゃるでしょう。
まずは、方向変換についてお伝えします。
方向変換とは、車が入れるくらいのスペースを利用して、車の進行方向を変更することを指します。
左バックで停車枠に入り、前進して方向変換するのと右バックでその停車枠に入り、前進して方向変換する方法があります。
前進して枠に入り、右バックや左バックで方向変換する方法もございます。
合宿免許や教習所に通っている方はバックして枠に入り前進する方法しか教わらないので前者の方法でのコツやポイントを紹介していきます。
方向変換が苦手と感じる原因について
合宿免許や教習所に通っている方で縦列駐車と方向変換を苦手としている方は多いです。
その苦手となってしまう原因はなんでしょうか。
1つ目はハンドル操作が上手にできないことです。
ハンドル操作をバックで同時に行うことが難しく感じることかと思います。
方向変換する際に最初に車を停止する位置やハンドルを操作するタイミングなどが理解できないため、様々な操作が上手にできず苦手意識を持ってしまうと考えられます。
車体の感覚を覚えてイメージトレーニングをすることがポイントです。
1回で成功する人はほとんどいません。
何回か切り返しを繰り返しながら落ち着いてハンドル操作をしましょう。
2つ目は注意を1カ所に集中してしまうことです。
バックで車を動かしていくので後方だけに集中してしまう方が多いのです。
曲がりながらのバックでは後ろに意識は集中してしまいがちですが前方が当たったりこすったりする可能性があります。
そうならないためには、速度を落としてミラーだけでなく前後左右を目視しながら縁石や障害物などの位置を把握するようにしましょう。
方向変換のやり方とコツについて
続いて、合宿免許や教習所で方向変換を苦手としている方に向けてバック、方向変換のコツを説明します。
まず、バックはそのまままっすぐに下がる方法と右にハンドルをきってバック、左にハンドルを切ってバックする方法があります。
そのまままっすぐ下がるやり方が1番簡単で楽なので、卒業してから車庫入れをする際などはまっすぐバックが出来るように車をまっすぐにしてからバックします。
しかし、技能教習で習う方向変換のやり方は左右のどちらかから曲がりながらバックします。
方向変換のやり方
左右のどちらかからカーブしながらバックする時の方法をお伝えします。
まずはスペースに車を寄せながらハンドルを切り方向変換が行える場所に進入します。
一旦、そのスペースに対して斜めに停止させます。
少しバックさせて角となる部分を後輪が通ったらハンドルを車の前方が向いている方向に限界までハンドルをきります。
そして、ルームミラーや左右のサイドミラーを見ながらバックします。
この時、内輪を気にしながら前が当たらないように動かします。
スペースと車体が平行になったら停止して、ハンドルをまっすぐに戻します。
この時の目安としては、外側の後輪が駐車スペースに入りこめば良いでしょう。
そのまままっすぐバックします。
どちらかに寄り過ぎている場合は前進する時も速度を落として当たったりすることのないように気を付けましょう。
方向変換のコツ
コツとしては、S字クランクの時と同じくらいの速度でバックすることがポイントです。
外側の後輪とその対角線上にある前輪がイメージするルートに乗せることが大切です。
合宿免許先での教習所などには、目印になるポールなどが見つかります。
それを基準に操作すると試験でも成功するでしょう。
教習車や日本産の車は右に運転席があるのがほとんどなので、左側を内側にしてバックする際は左の角などが見えづらくなりますので注意が必要です。
バックで走行しているのでアクセルとブレーキが混在しやすいので、踏み間違いやシフトの間違いには注意が必要です。
おわりに
今回は、方向変換について様々なことをお伝えしてきました。
この方向変換が苦手と感じている方も多いです。
慣れないうちはハンドル操作とバックを同時に行うことは難しいです。
そのため、合宿免許や教習所に通っている方は停止してからハンドル操作を行うことがポイントです。
教習所内でのポールや縁石を目印にして、ミスなくできるようイメージトレーニングをしておくと良いでしょう。
合宿免許や教習所では教官に苦手と伝えると余った時間で練習させてくれる場合があります。
合宿免許お役立ち情報編集部
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