自動車免許ローンの特徴。計画を立てて賢く利用しよう
2019.4.2 免許取得のコツ運転免許は、持っていると役立つ資格の代表格です。将来のために取得しておこうと考える人は多いでしょう。
しかし、免許取得には少なくない費用が必要です。本記事では、自動車免許ローンの特徴や便利な活用方法について解説します。
自動車免許ローンとは
自動車免許を取得しようと考える人は、比較的若い人が多いです。将来の仕事のために、活動の幅を広げるためにと、希望を抱いて免許取得を検討する人がたくさんいます。
その際に気になるのが、教習費用ではないでしょうか。若い人には少し高いハードルかもしれませんし、社会人にとっても決して小さな負担ではありません。一度に全額を準備するのが大変な人もいるでしょう。
そこで、免許取得を目指す人の心強い味方が『自動車免許ローン』です。プランを立て、自分の経済力に合わせて月々の支払いを設定できます。
未成年や学生でも申し込みが可能
ローンは審査が厳しい、というイメージがあるかもしれません。特に未成年や学生は、審査基準に達していないと考えがちです。
しかしローン会社は、世の中のさまざまなシーンに対して、多くのローンプランをそろえています。そして、自動車免許を取得しようとする人にも便利なローンはあるのです。
なかには、未成年や学生でも本人申し込みができるプランもあります。月々の支払い回数を、収入に合わせて低く設定することも可能です。
また自動車教習所も、費用が安くないことを理解しています。教習生をサポートするためにローン会社と提携し、いろいろな支払方法が可能な環境を整えているのです。
スキップ払いに対応
免許を取りたいけどすぐの支払いは厳しい、という人には『スキップ払い』もあります。スキップ払いとは、1回払いの引き落とし時期や回数払いの1回目の支払い開始時期を、最長6カ月先まで繰り延べられるプランです。
そのため、学生のうちに免許を取得して、支払いは社会人になってからとか、短期間で免許を取得して、教習所を卒業したらバイトでガッツリ稼いで支払いに充てるなども可能になります。
月々の返済額を試算しておこう
ローンは、月々きちんと返済しなければいけません。期日を守って返済することはとても重要です。まずは、月々の返済額を試算しておきましょう。
気を付ける点は、それ以外の毎月の支払いと合わせても、返済にムリが生じないことです。携帯電話・スマートフォンの使用料や、それまでのクレジット払いも見返すことをおすすめします。
利息分と支払可能金額を確認
別の支払い方法として、クレジットカードを利用しての分割払いも可能です。回数を分けて支払うことに変わりありませんが、金利が異なり、総返済額も違ってきます。
そのため、利息分の金額も確認しておくことが大切です。トータルでいくら払うのかを、しっかりと把握しておきましょう。
自動車免許ローンでは、クレジットカード利用よりも低い金利のケースがあります。気になる人はチェックしてみてください。
信販会社の自動車免許ローン
ローンについて、よく知らない人も多いでしょう。特に若い人には、分かりにくいかもしれません。そこで、ここでは代表的な自動車免許ローンについて見てみます。
高校3年生から申し込めるアプラス
『アプラス』の自動車免許ローンの特徴の1つに、高校3年生から申し込みが可能な点があります。これは、大学進学前や就職前に免許を取得しておきたい人には心強いものです。
親権者の代理申し込みが必要な場合が多い他社のローンと比較すると、高校在学中の人にとっては利便性が高いプランといえます。
柔軟な返済プランのオリコ
『オリコ』では、多彩で柔軟な返済プランが用意されています。例えば『運転免許クレジットR』は、返済のカスタマイズが可能です。
自身の教習計画に合わせた追加利用や、一部を先に入金するスポット返済、あるいは返済金額そのものの変更など、柔軟な対応が可能となっています。
金利が魅力、銀行のマイカーローン
銀行のローンは、敷居が高いと感じる人もいるでしょう。しかし銀行こそ、上手に付き合うと大きなメリットがあります。
その1つが、比較的低い金利です。総返済額を抑えることにつながるので、銀行の『マイカーローン』などを賢く活用してください。
自動車免許の教習費用に使える銀行も
マイカーローンの対象は車の購入費用だけ、と思うのも当然でしょう。ところが銀行によっては、自動車免許の教習費用にも利用可能です。
低金利のマイカーローンは、経済的な負担を小さくしてくれます。マイカーローンが利用可能な銀行では、ホームページなどで審査シミュレーションができる場合があるので、窓口での相談が不安な人は試してみても良いでしょう。
学生は審査に通らない?
金利が低い銀行のマイカーローンですが、誰でも利用できるわけではありません。特に学生には、ローン会社よりも厳しい審査基準だといえます。
ほとんどの場合、未成年は利用不可能です。そして、継続的かつ安定的に収入がなければいけません。それらをクリアして、初めて申し込みができるのです。
ただし、これらの条件を乗り越えれば、低い金利でまとまった教習費用が手に入ります。すぐに諦めるのではなく、検討をしてみる価値は十分にあるでしょう。
まとめ
自動車免許は、ぜひ取得しておきたい資格です。しかし、教習費用をどうやって準備するか悩む人も多いでしょう。
計画性を持ってきちんと活用すれば、自動車免許ローンは力強い味方になります。賢く利用して、免許取得を目指してください。
合宿免許お役立ち情報編集部
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