合宿免許など教習受講中の方に!運転免許取得に関する試験のポイント
2021.3.19 免許取得のコツ合宿免許や教習所に通っている方、教習所は卒業した方、これからいずれかで通おうと思っている方、さまざまでしょう。
教習所や本免の試験では、学科の試験を必ず受けます。
試験に合格しなければ免許取得ができません。
こちらの記事では、運転免許取得に必要な試験のコツについて教習所での学科教習についても併せて紹介していきます。
教習所での学科教習について
教習所に通う方々の中には普通自動車、普通二輪、大型自動車などの免許取得ができますが、普通自動車運転免許を取得する方が多いです。
普通自動車にはAT限定車とMT車があります。
どちらの免許を取るにしても学科教習の数は同じです。
教習所では第一段階と第二段階に分かれます。
第一段階では自動車を運転するうえで必要な交通ルールやマナーなどの基礎知識を学ぶ講習を受けます。
教習所から渡される教本を使いながら講習が行われます。
教習所によっては映像を見たりしながら講習を行う場合があります。
第二段階では、レベルが上がって交通事故防止や特別な状況下の運転、高速道路での運転、自動車の点検などの第一段階に比べより専門的な知識を学びます。
第一段階と同じように教本をつかった講習で教習所や講習内容によっては、映像を使ったりすることもあるでしょう。
第二段階では応急救護措置という実技も行われます。
教習所の学科教習の豆知識
教習所に入校してはじめに行う学科教習は適性検査です。
基本的に学科教習はどんな順番で講習を受けても構いません。
しかしこの適性検査を受けていないと学科だけでなく技能教習も受けることができません。
そのため、1番最初は適性検査を受けましょう。
そのあとからは自分のスケジュールに合わせて受けられるものから受けていくことをおすすめします。
第一段階が終わったら第二段階に進むことができます。
第二段階の方が受ける回数が多くなります。
また、学科教習には1日で受けられる上限がありません。
技能教習は第一段階が1日2限まで、第二段階は1日3限までで、第一段階は2時限連続で受けることが可能です。
しかし第二段階では、高速教習などを除いて3時限を連続で受けられません。
間に学科教習や休憩をはさむ必要があります。
少しでも空き時間が出来たら学科教習を受けるようにしているとスムーズに教習が進むでしょう。
基本的に学科教習は予約がいりません。
しかし下記でも説明しますが、応急救護処置とセット教習は予約が必要な場合があります。
3つの学科に気をつけよう
学科教習はどんな順番で受けても良いと上記でお伝えしました。
しかし、注意しておいた方が良い学科が3つあります。
そちらを説明していきます。
1つ目は、学科教習の「経路の設計」と「高速道路での運転」という項目を受けていないと技能教習の「自主経路設定」と「高速道路での運転」を教習することができません。
技能教習は予約が必要なので、ここまでスムーズに予約出来ていてこれら2つを受けておらず教習がストップしてしまうのは勿体ないです。
そのため、これらは早めに受けておくことをおすすめします。
2つ目は第二段階での、応急救護処置についてです。
これは3時限連続で教習を受ける必要があります。
教習生が10人までの制限があるので、教習所によっては予約が必要な場合があります。
予約制の場合に埋まってしまっていることがあるため、確認しておきましょう。
3つ目は第二段階で行われるセット教習についてです。
これは技能教習にある危険予測教習とセットで行う学科教習です。
こちらも教習所によっては予約が必要なので事前に確認しておきましょう。
効果測定に合格しないといけない理由
効果測定とは、学科試験の模擬テストのことを指します。
仮免、修了検定の前に必ず受けることになります。
この効果測定に合格しなければ学科試験をうける資格が認められないためです。
効果測定は教習所のパソコンで行われ、学科試験と同じように受けるので自分の実力を測ることができます。
苦手な問題などを把握するためと言えるでしょう。
学科試験は何度も受験できますが、再受験には費用がかかるので一発で合格したいものです。
そのためにも効果測定を早めに受けて効率良く勉強し、対策しましょう。
学科試験のコツと対策について
ここからは、学科試験においてのコツや対策などについて見ていきましょう。
交通ルールなどを覚えることはとても重要です。
第一段階での学科試験では90問以上正解しないと合格ではありません。
そのため、すごく難しくてハードルが高く感じる方もいらっしゃいます。
試験の問題はコツが分かれば合格率はアップすることでしょう。
学科試験にはひっかけ問題があるからです。
問題文に「必ず~しなければならない」や、「絶対に~しなければならない」、「全て~である」などといった言葉が入っている場合は注意しましょう。
「絶対に」などと言い切っている文章を注意していると、回答者を間違いに誘導している言いまわしであることが分かります。
例えばこの1つの法則が分かっているだけで問題の内容が理解できていないとしても正解数が上がるでしょう。
信号の意味や追い越しについて、標識の問題でも間違えやすい問題が多いです。
そういった問題の際には「一時停止」や「徐行」などといった言葉が出てきます。
普段の生活で赤の点滅などは見る機会が少ないという言う方も多いでしょう。
赤信号の点滅は一時停止が必要ですが黄色信号の点滅は注意して進行が出来ます。
正しい意味を覚えて自分の考えを加えて応えないようにしましょう。
このような問題でも繰り返し練習問題を繰り返して対策しましょう。
標識問題では似ている標識がたくさんあります。
例を挙げると、一方通行の標識か左折可の標識です。
一方通行は青に白の矢印です。
左折可は色の配色が違うだけで形はほとんど同じですので注意が必要です。
こういった紛らわしい標識の問題を対策しておきましょう。
高さや制限などの数字はしっかりと覚えることと、言葉のひっかけ問題には注意して徹底的に反復練習を行うことが大切です。
「必ず」などが入っている文には注意が必要と話しましたが、例外を指している場合が多い傾向にあります。
素直に解釈して単純に判断することもコツの一つです。
おわりに
今回は、教習所での学科教習とその試験のコツなどについてご紹介してまいりました。
普通自動車免許の取得をしたい方が割合としては多いです。
教習所に通っていて学科教習を受けるときは自分のスケジュールに合わせて受けられる講習からどんどん受けていきましょう。
第一段階の学科、技能教習が終わったら仮免許の試験を受けます。
試験を受ける前に効果測定を受けますが、その結果が良くないと試験に進めません。
教主所によっては、効果測定や学科試験を1日で受けられる上限が設けられている場合があります。
第二段階でも同様に教習所を卒業しないと、各都道府県の免許センターに受けに行く本免の試験に行くことができません。
学科試験はコツを抑えられれば合格率が上がることが分かります。
2択の問題で落としてしまうのは勿体ないです。
何でもないように見えてひっかけ問題という場合がありますのでしっかりと問題文を読みましょう。
過去問集やアプリなどを使ってしっかり対策しておきましょう。
これから教習所に通う方や、合宿免許に参加しようとお考えの方にはぜひ本記事を参考にして頂きたいです。
合宿免許お役立ち情報編集部
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