【合宿免許】エンジンブレーキについてご紹介
2020.10.20 免許取得のコツ自動車や二輪車にはエンジンブレーキというものがあるのをご存知でしょうか。
合宿免許や教習所に通っている方でも聞いたことはあるけど意味やどんな作動かは分からない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな「エンジンブレーキ」について紹介いたします。
エンジンブレーキとは?
そもそもエンジンブレーキとは何なのでしょうか。
それは、車の運転中にアクセルを離すことや、低速ギアに入れることによってエンジンの動きを抑制する力を利用し、減速することのことです。
簡単に言いますと、なにもしないと作動するブレーキなのです。
具体的に説明すると、加速する場合はアクセルを踏みます。
アクセルを踏むのをやめると加速することも速度がキープされることもありません。
速度は失速していきます。
これがエンジンブレーキなのです。
合宿免許や教習所に通っていると1度は経験したことがあるなのではないでしょうか。
詳しく説明しますと、エンジンの回転がアクセルを踏むと高速になります。
アクセルを緩めると回転が少なくなります。
エンジンの回転がタイヤの回転につながっていることが分かります。
アクセルを緩める瞬間はまだエンジンの回転は速いままです。
そのため、エンジンとタイヤの回転数に差がでて抵抗となり、エンジンの回転がタイヤの回転を抑えるのです。
エンジンブレーキの活用する場面
エンジンブレーキは長い坂道などでフットブレーキばかりを利用しているとブレーキの摩擦熱によって様々な現象が起こり、ブレーキが効かなくなる可能性がありますが、そういったことを防ぐ役割があるのです。
高速道路で走行中にブレーキをかける時にエンジンブレーキを利用してスピードを落としてからフットブレーキを踏みます。
これは合宿免許や教習所の試験にも出ることですので覚えておくと良いでしょう。
エンジンブレーキのみは危険
上記でエンジンブレーキを活用する場面を紹介しました。
しかし、エンジンブレーキのみでは危険な事があるのです。
ブレーキをかける時ペダルブレーキを使うと後ろのブレーキランプがつきますので後続車はブレーキを踏んで減速したことが分かります。
しかし、エンジンブレーキのみですとブレーキランプがつかないので、車間距離が縮まって場合によっては追突することもあります。
そのため、特に合宿免許などで教習中の方はエンジンブレーキで減速し、ペダルブレーキを併用して後続車に知らせることが大切です。
おわりに
今回は、合宿免許や教習所で耳にするエンジンブレーキについてお話しました。
高速道路や坂道でペダルブレーキとの併用は基本となります。
合宿免許や教習所に通っている方は、上記で説明したことに注意して運転することを心がけましょう。
合宿免許お役立ち情報編集部
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