運転上手と言われるテクニックをご紹介
2021.3.19 交通ルール・運転近年では、あおり運転や高齢者のペダルの踏み間違いによる交通事故が多く感じます。
安全運転かつスマートな運転が運転上手なのではないでしょうか。
そもそも、運転上手と言われる人はどんな運転なのでしょうか。
運転にはあまり自信がないという方もいらっしゃるでしょう。
車を運転する際にはかもしれない運転が重要です。
こちらの記事では、運転上手と言われるようになるためのコツやテクニックなどについてご紹介いたします。
テクニックとはいえ、基本的なことも多くご紹介していますので合宿免許など教習受講中の方にもわかりやすく、参考になるかと思いますので必見です。
ドライビングポジションが大切
まずは、自動車を運転する上で最も基本的であるドライビングポジションについてです。
そのため、このドライビングポジションについてはあまり運転上手とは関係がないと思う方もいるのではないでしょうか。
このドライビングポジションはスポーツで例えるとフォームと一緒です。
スポーツにおいて正しいフォームが大切ですので、運転でもドライビングポジションが重要です。
ドライビングポジションを正しくしてハンドル操作を行うためには、シートを調整する必要があります。
まずは、シートに深く座って、アクセルとブレーキ奥までしっかり踏み込んだ時に膝が伸びきらない位置に調整しましょう。
そして、シートの背もたれにあたるシートバックの角度の調整です。
前のめりにならず、背中をピッタリとつけてハンドルを大きく切っても肩や背中がシートバックから離れないようにしましょう。
最後にシートの高さが出来る場合です。
常に視野が保てて視界を妨げるものがなく、頭上が狭くならないように調整しましょう。
その際にバックミラーやサイドミラーなど、頭を動かさなくても後方が確認できる位置に調整することも大切です。
家族で車を共有している場合はそれぞれのドライビングポジションが違うと思われますので、その都度調整しましょう。
一定のスピードを保つことができる
ここからは実践での運転するコツなどについて説明していきます。
あまり聞きなれない言葉ですが、用語としてパーシャルスロットルという言葉があります。
パーシャルスロットルとは、加速も減速もしないで一定のスピードを保つアクセルワークの事を指します。
高速道路で時速90kmをずっと保って走ることは意外と難しいものです。
一体のスピードを保つにはアクセルの踏み方を意識してみましょう。
アクセルを踏むときにアクセルとブレーキの間にかかとをつけて、かかとを視点にアクセル、ブレーキを踏むように操作することです。
そして、道路に合わせて加速や原則を行います。
一定のスピードで走ることにはスムーズな運転の他に燃費が良いというメリットもあります。
坂道ではないところで時速70~80kmくらいで走行するとより良いです。
しかし、1車線しかない高速道路などでゆっくり走るのは渋滞の原因にもなりますので注意しましょう。
この一定のスピードを保つことは運転で無駄な動きが少なくドライバーや同乗者への負担が少ないので心がけましょう。
運転中の目線や視野について
運転中の目線についてですが、運転中は一般的には30m先に目線があると言われております。
運転中は目線を遠くにすることによって目に入る情報を多くすることができます。
コーナリングのライン取りを組みやすくなるのです。
それにより遠くの危険を察知することができて事故を防ぐことが可能になります。
速度をふだんより上げる高速道路などでは、より早めの判断が必要となりますので普段から目線に意識しておくと良いでしょう。
それだけ目線を意識していて、視野を広くしたり目視したりすることは大切ですが見えない時などがあります。
そんなときはミラーを上手に活用しましょう。
上記で説明した通り、ミラーの位置も重要となります。
車庫入れの時はサイドミラーを少し下げたり、高速道路の際は少し外側を向けたりして調整しましょう。
高速道路などで後方の車が追い越そうとしているのをミラーで確認したら、その行為を邪魔するような運転をしてはいけません。
視野を広くすることを意識して遠くに視線を向け、ミラーも活用しながら運転してみて下さい。
ブレーキの踏み方について
信号などでブレーキを踏むときにポンピングブレーキをするように習ったでしょう。
ポンピングブレーキとはもともとはタイヤにロックがかからないようにするために必要でしたが、今では後ろの車に抑制を知らせるために行うようにしています。
しかし、ブレーキを踏みこんで原則した時にGを感じて不快などといった意見があるのも事実です。
ブレーキを踏んで前輪に重心が移動して体が前のめりになります。
その状態のままブレーキを強めることや弱めることをすると安定しないです。
急ブレーキをしてしまうとタイヤがスリップしてしまう事もあります。
カックンブレーキをするのは運転が下手だと思われてしまうと言えるでしょう。
信号などのシーンで最後までブレーキを踏むと頭や身体がカックンと揺れてしまいます。
連続的にカックンブレーキを行うと同乗者が車酔いしやすくなります。
心当たりがある方は、これをなくすと運転上手につながります。
停止する直前にブレーキを踏んでいる力をすっと抜きます。
そうすることで反動を感じることなくストップできるでしょう。
そのため、ブレーキの踏み始めはゆっくり踏んで減速していきましょう。
ハンドル操作について
ハンドル操作も重要なポイントです。
カーブなどで急ハンドルはもちろんしてはいけません。
急が付く行為は避けましょう。
ハンドルをゆっくり切って、車体が曲がり始めたのを感じたらハンドルをさらに曲がりたい角度にします。
フェイントハンドルをしないようにも注意しましょう。
大きな車が狭い交差点などを曲がる時にフェイントをかけて大回りする場合があります。
しかし、普通の交差点ではフェイントをかける必要がありません。
フェイントハンドルで大回りするのは巻き込み事故や、対向車を驚かせたりしてしまいます。
コーナリングのラインを想定してハンドルを切るように心がけましょう。
おわりに
ここでは運転上手と言われるための運転テクニックやコツなどについてお伝えしました。
安全運転を出来る人が運転上手と言われる秘訣にもつながります。
余裕のあるハンドル操作に視野が広くて、周囲への配慮や協調性があると言ったことは運転上手であると感じるとともに安全運転とも言えます。
ドライビングポジションは基本的な事ですがとても重要です。
ブレーキやハンドル操作は少し意識するだけで同乗者も周りのドライバーも、安全運転が出来るようになります。
視野を広げたり、遠くを見たり、ミラーを活用するという文字を見ると大変な事に感じます。
ですが運転に慣れて余裕が出来ると自然と常に視野が広くミラーを上手に活用することができるでしょう。
たくさんの事をお話しましたが、一気に全部やろうとしないで焦らないで、落ち着いてできることから意識して運転しましょう。
かもしれない運転が出来る人はさまざまなことを予測しながら運転ができるので、事故につながる確率がかなり少なくなります。
教習所や合宿免許を卒業して、免許を取りたての頃は頭がいっぱいになるかもしれません。
基本的な事から、運転中の注意点などさまざまなことをお伝えしましたのでぜひ本記事を参考に自分の運転を今一度見直してみてください。
助手席に運転が上手な人を乗せて、アドバイスをもらうというのも1つの方法です。
一緒に乗っている家族や友達に心地よい、安心できると言ってもらえるドライバーを目指しましょう。
合宿免許お役立ち情報編集部
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