知っておきたいエンジンオイル漏れの原因と対処法について

2021.9.17 交通ルール・運転
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合宿免許予約ガイド

エンジンオイル漏れ

普段、自動車のメンテナンスについては任せているという方も多いでしょう。

そのため、任せている場合にエンジンオイル漏れについてあまり知らないという方もいらっしゃるでしょう。

ドライブ中にエンジンオイル漏れが起こることは重大なトラブルの1つだと言えます。

合宿免許や教習所に通っている方は、学科教習などで聞いたことがあるかもしれません。

そこでこちらの記事では、エンジンオイル漏れが起こる原因と対処法についてご紹介いたします。

 

エンジンオイル漏れとは?

そもそもエンジンオイル漏れとはどういった状態をさすのでしょうか。

自動車には、エンジンを冷やす冷却水やエンジンなどに使われるオイルやガソリン、エアコンの排水などが、これらの中でオイルが漏れている状態をオイル漏れと呼びます。

エンジンオイルはよく耳にしますがこの他にもオートマチックオイルやデフオイルなども自動車で使用されるオイルの種類です。

オイル漏れを起こしやすいのがエンジンオイルです。

エンジンオイル漏れが起きて、エンジンオイルが不足している場合は自動車の走行に支障をきたします。

オイルゲージもチェックしておくようにしましょう。

 

エンジンオイル漏れの種類

エンジンオイル漏れの種類には、「外部漏れ」と「内部漏れ」の2種類があります。

それぞれ症状が異なりますので見ていきましょう。

 

外部漏れについて

外部漏れの場合は、自動車を停めた際にエンジンオイルがぽたぽたと水たまりのように、垂れてしまう症状があります。

このオイルが黒くなっているので、見分けがつきやすいと思われます。

この特徴は外部漏れの可能性が高いと言えます。

燃焼室にオイルが落ちてしまうことで外部漏れが起こります。

これを「オイル下がり」と言います。

外部漏れが原因となり、焼き付きが起こってしまう事もあります。

焼き付きが起こると火災になる可能性があります。

公道にポタポタとオイルを垂らして走っていると、道路交通法違反となります。

 

内部漏れについて

続いて、内部漏れについてです。

ガソリンの燃焼室からオイルが漏れだし、ガソリンと一緒に燃焼してしまいます。

見た目だけでは判断が難しいのが内部漏れと言えるでしょう。

外部漏れの原因でもある「オイル下がり」と「オイル上がり」が原因です。

オイル上がりは、エンジン内部のシリンダーとリングのあいだからオイルが上がることを言います。

ピストンリングの摩擦やシリンダーに傷が付くということで発生する現象となります。

内部漏れの症状が進行すると、マフラーから白い煙が出てきますが、それまでは異常が見られないことも特徴の1つで気づかれにくいです。

気づきにくい内部漏れは、定期的にメンテナンスをすることで防止することが出来ます。

この内部漏れは、古いトラックやバスで起こりやすい現象です。

 

エンジンオイル漏れの原因とは

何年もオイル交換をしていない場合は経年劣化します。

古いオイルは透明度が低く、黒くなっていることが多いです。

オイルだけに限らず、ゴム部分のパーツなどの劣化も原因の1つです。

エンジン内部をめぐる、エンジンオイルを溜めているオイルパンというものがあります。

そのオイルパンが破損するとエンジンオイルが漏れてしまいます。

縁石にぶつけてしまうことや、経年劣化が原因でオイルパンが破損する可能性があります。

エンジンオイル漏れがひどい場合は、オイルパンの破損が原因かもしれません。

 

エンジンオイル漏れを放置するとどうなる?

エンジンオイル漏れを放置していると、オイルは減っていきます。

さらに、上記で説明したようにエンジンの焼き付きが起こる可能性が高まります。

他の部品などに漏れたオイルが付着して傷つけてしまう場合もあります。

エンジンが故障した場合、修理費や交換費用がかかります。

数万円~数十万円と車種や故障のレベルによって、金額差がありますので注意しましょう。

 

エンジンオイル漏れが起きた時の対処法

オイル漏れについて

エンジンオイル漏れが起きた時の対処法を知らないと、気づいたときに対処できません。

合宿免許や教習所に通っている方、合宿免許や教習所を卒業したばかりの方はオイル漏れの経験や実感がないでしょう。

修理をしてもらわなければいけませんが、修理をしてくれる場所まで移動するため応急処置としての対処法を見ていきましょう。

 

エンジンオイルの継ぎ足しをする

エンジンオイル漏れの量が少ない場合は、エンジンオイルの継ぎ足しを行ってください。

規定量まで継ぎ足すことで一時的に対処できます。

エンジンオイルを補充する際は、水平で安全な場所で行ってください。

オイルを継ぎ足すことで自動車に支障がなくなり、問題ないと思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、オイルを追加しただけで根本的なオイル漏れの原因を修理しなければいけません。

継ぎ足しができたら修理してくれるところに早めに移動しましょう。

 

漏れ止め剤を使う

漏れ止め剤を使うことも応急処置の1つです。

漏れ止め剤とは、エンジンオイルに混ぜて使用するもので、エンジン内部を循環させることで作用するものです。

シールの伸縮性やゴムなどの弾力性を回復させる効果があります。

漏れている部分を一時的の固められるという対処法となります。

シールが破損してオイル漏れが起きている場合は、効果がほとんど得られないでしょう。

混ぜて使う場合は、シールやゴムの劣化を遅らせる効果もあるので防止策にもなります。

 

粘度の硬いエンジンオイルに交換する

エンジンオイル漏れに気づいたら使用するオイルを交換が必要です。

そんなオイルを粘度の硬いエンジンオイルに交換することでエンジンオイル漏れが収まることがあります。

粘度は「15W-40」と数字で表記されていて、Wの右側の数字が大きいものが、高温でも粘度を硬く保てるようなエンジンオイルです。

しかし、粘度の高いオイル自動車との相性が悪い場合もあります。

相性が悪かった場合、エンジンに負担がかかりやすくなりエンジンの性能を発揮できなくなりますので注意が必要です。

燃費が悪くなる場合もありますので、自動車メーカーがすすめている粘度を確認して交換しましょう。

 

おわりに

本記事では、エンジンオイル漏れが起きる原因とその際の対処法についてご紹介いたしました。

合宿免許や教習所に通っている方や合宿免許や教習所を卒業したばかりの方、車を所持していない方などには大丈夫だと思っているでしょう。

車のメンテナンスを業者の方などにまかせているという方も多いです。

オイル漏れが起きている状態で公道を走行すると交通違反となります。

自分でも把握することで予防することができるのでオイル漏れに気をつけましょう。

オイル漏れには外部漏れと内部漏れの2種類があります。

さまざまな原因がありますが、未然に防ぐことが可能です。

オイル漏れが起きていて放置していると車検に通らなくなる可能性もあります。

走行中のトラブルだけでなく、修理費用も高くなる場合があります。

オイル漏れは気づきにくい場合があります。

オイルゲージもチェックしておくようにしましょう。

自動車から液漏れしている場合は、オイル漏れなのかエアコンの排水なのかをしっかり見極めましょう。

自動車を良好な状態で維持するためには、メンテナンスが欠かせません。

緊急時の応急処置で対応できる場合は漏れ止め剤やオイルの継ぎ足しをして、修理先までなるべく早く移動しましょう。

 

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合宿免許お役立ち情報編集部

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