交差点で気をつけたい交通ルール【合宿免許など教習受講中の方必見】

2021.3.19 交通ルール・運転
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梅田の交差点

普段運転をしていて交差点を通過するとき、特に疑問を持たずに通過している方は多いのではないでしょうか。

交差点は車だけでなく、歩行者や自転車も通行するので交通量が多いです。

信号や標識がたくさんある交差点もあれば、信号がない交差点もあります。

知っているつもりで運転していても説明するとなると、出来るか分からない場合があります。

こちらの記事では、交差点での交通ルールについて改めてご紹介していきます。

合宿免許など、教習受講中の方も路上教習の際にお役に立てると思いますので、ぜひご確認ください。

 

ゼブラゾーン

交差点前に右左折する車線に白い枠の中に斜線が書かれている導流帯とも言われるゼブラゾーンがあります。

このゼブラゾーンを走行するということは違反にはなりませんが、事故が起きてしまう可能性はあります。

ゼブラゾーンは安全地帯や立入禁止場所と異なるので走行しても道路交通法による対象にはなりません。

事故を少なくして、安全で円滑な運転を誘導するためにゼブラゾーンはつくられています。

そのため、教習所や警察などではゼブラソーンを走行しないよう教えております。

違反にならないからといってゼブラソーンを走行することは控えましょう。

事故を起こしてしまった場合不利になることが多いです。

 

信号機がない交差点でのルールについて

信号機がない交差点も見かけます。

信号機がない分、事故が起きるリスクも高くなるでしょう。

信号機がない交差点でのルールなどについてご説明します。

改めて正しい行動ができているかを確認してみましょう。

まず、横断歩道を歩行者が渡ろうとしている際に自動車は交差点や横断歩道の前で一時停止をして歩行者の妨げにならないようにしなければいません。

信号機が無い交差点での優先として停止線がある場合は、停止線がない道路を走行している車両が優先となります。

停止線がある道路を走行していた場合は一時停止をして周囲を確認しましょう。

停止線がない場合もあるでしょう。

そのような場合が道路の幅を見ます。

片方の道路の幅が明らかに広い場合は、広い道路を走行している自動車が優先となります。

細い道路を走っている際は一時停止して広い方の道路をしっかり確認してから交差点に進入しましょう。

道路の道幅が同じくらいのときは左からくる車などが優先されます。

曲がろうとしている場合は直進する車が優先となります。

どちらの場合でもこのルールをちゃんと把握しておらず、狭い道路や右側から車がいきなりでてくる場合もありますので注意しましょう。

こちらが優先だからといって気を抜かず、交差点の前では、左右には気をつけて飛び出してきても対応出来るようにしておきましょう。

路面電車が通る交差点では路面電車が常に優先となりますので路面電車に道を譲りましょう。

 

路面に書かれているダイヤのマークについて

道路にダイヤのマークが書かれている場所があります。

ダイヤマークと呼ばれており、この先には横断歩道または自転車横断帯があると言うことを知らせてくれるマークです。

縦に2つ並んでいて、1つ目に見えてくるのが横断歩道の手前50mで2つ目が30m手前に記されております。

信号機がないところや見通しの悪い場所、カーブや上り坂に書かれていることが多いです。

ドライバーに危険を知らせる役割を持っています。

 

交差点に進入するときのさまざまな注意点

教習所で交差点に入る時は速度を落として安全確認をしてから進むように教わった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのため、交差点に進入する際には徐行しなければいけないと思う方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。

交差点内で徐行して他の車両の走行を妨げる行為は危険です。

徐行する義務はありませんので注意しましょう。

右左折時は、交差点に進入した後で赤信号に変わった場合も違反にはなりません。

この場合も同様に、交差点の真ん中などで停止している方が危険です。

焦るのは良くないですが、なるべく早めに交差点を通過しましょう。

2012年に道路交通法改正があり、赤信号の下に右の矢印が出る交差点では右折のみではなくUターンが出来るようになりました。

回転禁止という標識や道路標示がない場所は右折レーンがない道路でも、Uターンが認められます。

指定方向外進行禁止の標識があり直進と左折のみとなる交差点でも出来るのです。

ドライバーが認識している交通ルールの勘違いから交通事故につながる恐れがあります。

 

交差点内、交差点の5m付近の駐停車は禁止

教習所の交差点

町中でたまに交差点付近で乗車や降車をしているところを見かけます。

あの行為は交通違反となるのです。

信号がある交差点だと意識するかもしれませんが信号がない交差点では注意が必要です。

「少し荷物をのせるだけだから」や「交通量が少ないし自動販売機で飲み物を買おう」などと言ったような理由でも違反は違反です。

交差点の手前などで止まっていると死角が増えて、歩行者が見えなくなってしまうなど事故につながりやすくなります。

自分の行動が交通事故になってしまう可能性がありますので注意しましょう。

 

交通事故のうち交差点の割合

上記で交差点の交通ルールについてさまざまなことをおつたえしました。

そこで交通事故のうち交差点での事故率の割合はどのくらいなのでしょうか。

平成29年度の発生比率で交差点は55%でした。

自動車の行動類別の割合は直進が48%、発進が19%、右折が14%、左折が8%です。

「赤から青に信号が変わって発進した時の事故」や「交差点で直進時に飛び出しがあった時の事故」、「右左折での不注意などによる事故」などが多い傾向にあります。

このことから交差点での事故率が半数を超えていることが分かります。

右左折する際に直進してきている車や、信号がない交差点での優先する車のルールを守って運転することを心がけましょう。

 

おわりに

本記事では交差点での交通ルールについてご紹介してまいりました。

交通ルールは安全を保護するために定められております。

最近は、外出自粛などの関係で自宅にいることが増えたために、Uber Eatsなどのデリバリーを利用する機会が増えたという方が多いでしょう。

そういった方々との交通事故を耳にすることが多くなっております。

特に、交差点は交通量が多くなるので、危険がいっぱいです。

信号機があっても青から赤に変わるタイミングで、歩行者や自転車が走りだしたり飛び出したりしてくるかもしれないです。

右左折をする際には死角が増えてしまう場合もあるでしょう。

右折する際は、特に直進してくる車両と歩行者に注意しましょう。

左折する場合は巻き込み事故に気をつけましょう。

事故になってしまってから、「もう忘れてしまいっていた」や「知らなかった」では済まされないことがたくさんあります。

信号機が無い交差点も存在します。

片方の道路の幅が明らかに広い場合は、広い道路を走行している自動車が優先となります。

道路の道幅が同じくらいのときは左からくる車などが優先されます。

曲がろうとしている場合は直進する車が優先となります。

「これであっていたかな?」とか「どうなんだろう」と疑問に思うような交差点での交通ルールがあれば調べてみてください。

あやふやのままにしておくのは良くないです。

ルールがある意味をしっかりと把握して運転に望みましょう。

まだ教習所や合宿免許の途中だという方は試験対策にもなりますのでしっかりとおぼえておきましょう。

ドライバーのみなさんは、交通ルールを守って運転することが原則となりますので交通ルールを守って安全な運転をするようにしましょう。

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合宿免許お役立ち情報編集部

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