【交通ルール】ナンバープレートの意味や種類について徹底解説

2021.5.20 交通ルール・運転
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レンタカー

自動車や二輪車などにはナンバープレートが付いております。

日常生活では良く目にするナンバープレートですが、意味や種類などについては知らないということが多いでしょう。

車を買った際などは、何気なく選んだりこだわりを持って選んだりすることが多いですよね。

具体的にはどういった意味や用途があるのでしょうか。

合宿免許や教習所に通っている方で、これから車を手に入れるといった方にもわかりやすく、本記事でナンバープレートの意味や種類、縁起の良いナンバーなどについてご紹介していきます。

 

ナンバープレートの表示内容とは

ナンバープレートは4つの項目からなります。

1つ目は皆さんもご存知の通り「地域名」です。

地域名の横に「分類番号」が書かれております。

左下に「ひらがなやアルファベット」でその横に「一連指定番号」が書かれています。

地域名は住んでいる所を管轄する運輸支局や自動車検査場の地域を表します。

分類番号は自動車の種類別と用途を分類する数字を表します。

ひらがなやアルファベットは普通自動車や軽自動車、レンタカーなどの用途を表します。

一連指定番号は車両番号で、1~9999までの数字を選ぶことが出来ます。

 

ナンバープレートの分類番号について

分類番号は自動車の種類や用途を表す数字です。

上一桁の数字が車の種別を表すので普通貨物自動車は「1」、普通乗合自動車は「2」、普通乗用自動車は「3」小型貨物自動車は「4・6」、小型乗用自動車と乗合自動車は「5・7」です。

特殊用途自動車は「8」、特殊大型自動車は「9」、建設機械などの大型特殊自動車は「0」となります。

普通貨物自動車は1の後に10~19、100~199の数字が続きます。

同じように普通乗合自動車は2の後に20~29、200~299が続き、普通乗用自動車は3の後に30~39、300~399が続きます。

小型貨物自動車は4・6の後に40~49、60~69、400~499、600~699が続いて、小型乗用自動車と乗合自動車は5・7の後に50~59、70~79、500~599、700~799が続きます。

特殊用途自動車は8の後に80~89、800~899となり、特殊大型自動車は9の後に90~99、900~999が続いて、大型特殊自動車は0の後に00~09、000~099となります。

 

ナンバープレートのひらがなについて

さっそくナンバープレートのひらがなの部分に付いてご紹介します。

ナンバープレートにひらがなが付けられていますが、そのひらがなには使用できるひらがなと使用できないひらがながあることをご存知でしょうか。

使用できるひらがな

普通自動車を所有する際に使用できるひらがなは「さ・す・せ・そ」、「た~と」、「な~の」、「は~ふ・ほ」、「ま~も」、「や・ゆ」、「ら~る・ろ」の29文字です。

軽自動車の場合は「あ~え」、「か~こ」、「さ・す・せ・そ」、「た~と」、「な~の」、「は~ふ・ほ」、「ま~も」、「や~よ」、「ら・る・ろ」、「を」の39文字です。

レンタカーは「れ」、「わ」の2文字です。

レンタカーの軽自動車は「わ」となります。

事業用車両として登録している場合は「あ~え」、「か~こ」、「を」の10文字です。

駐留軍人用車両には「よ」と「E・H・K・M・T・Y」のアルファベットも使用されます。

軽自動車は「A」「B」が使用されます。

 

使用できないひらがな

続いて使用できないひらがなについてご紹介します。

「お」「し」「へ」「ん」の4文字です。

その理由に「お」は「あ」と形が似ているからです。

また、発音が「を」にも似ていることから使用されておりません。

読みにくく、発音しにくいからという理由で「ん」も使われていません。

「し」は「死」を連想させることから縁起が悪いということで使用されていません。

「へ」は「屁」を連想させるため使用されません。

ナンバープレートは違反車両や犯罪車両などを判別する役割があるので、見間違えやすい文字や発音のしづらい文字は使用されないということです。

「し」は部屋のナンバーなどでも「4」をさけたりすることもあり、イメージはしやすいかと思いますが、「へ」を使用しない理由は少しユニークですね。

 

日常でよく目にするナンバープレートですが、ひらがな1つにも意味をもちます。

このひらがなやアルファベットは渡されたものを使わないといけないので、変更することができません。

合宿免許など、教習所では教えてくれることの少ない豆知識です。

 

ナンバープレートの一連指定番号について

学科の教本

ナンバープレートの1番大きな数字である一連指定番号についてご紹介します。

4桁の数字を右ぞろえで表示されます。

「・・・1」~「99―99」の組み合わせがあります。

この一連指定番号は平成11年、軽自動車は平成14年から希望ナンバー制度が導入されました。

ナンバープレートを希望の番号に変更することが可能になったので、人気の高い希望者が多い番号は抽選となっております。

全国共通の抽選ナンバーがありますので紹介します。

「・・・1」「・・・7」「・777」「7777」「・・・8」「・・88」「・888」「8888」「・333」「3333」「・555」「5555」です。

希望ナンバーは自家用と事業用と自家用の軽自動車が対象です。

 

一連指定番号の人気の数字と縁起の良い・悪い数字

ナンバープレートの一連指定番号を希望する番号に変更することが出来ると上記でお伝えしました。

また、人気の番号は抽選となりますのでその人気の高い番号や縁起の良い番号をご紹介します。

人気の数字

人気の番号はやはりゾロ目です。

その他は左右対称である「1001」などのように、両端の数字で「0」を挟む番号も人気が高い傾向にあります。

車名に数字が入っている場合は、その数字を入れるといった番号も車好きの方などに人気です。

地域名が富士山で一連指定番号が「3776」なども抽選となります。

 

縁起が良い数字

ここからは縁起の良い語呂合わせで作られる数字を紹介します。

「2525」はにこにこ、「8787」はエンジェルナンバー、「2951」は福来い、「8981」は厄払いです。

「358」は旧約聖書にも載っている聖なる数字として知られております。

風水的にも3は金運で5は帝王、8は最良の意味を持ちます。

ラッキーセブンの7や末広がりの8も使われやすい数字です。

7や8のみやゾロ目にすると抽選の対象になってしまうので組み合わせと考えなくてはいけません。

「2525」や「8787」も人気が高い傾向にあります。

 

おわりに

今回は、ナンバープレートの意味や種類などについてご紹介しました。

自動車や二輪車に必ずついていて日常生活でも良く目にするナンバープレート。

表示されている地名や数字、ひらがなやアルファベットで種類が異なります。

ナンバープレートを見るだけで普通自動車なのかレンタカーなのか、軽自動車なのかが分かります。

新しく自動車や二輪車を購入した際には一定指定番号が希望の数字が申請できます。

ゾロ目や縁起が良い語呂合わせの数字は人気が高く、抽選になってしまう可能性があります。

逆に縁起が良くない語呂合わせの数字は避けた方が無難です。

何かの記念日や家族の誕生日など意味を持たす特別な数字にするのも一つの方法です。

このようにナンバープレートにはたくさんの役割があって、法則により数字などが決められております。

 

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