ドライブで車酔いをしない・させないコツについてご紹介
2021.7.20 交通ルール・運転合宿免許や教習所に通っている方は運転にまだ慣れておりません。
合宿免許や教習所を卒業したばかりだという方も、運転上手な方は少ないでしょう。
そのため同乗者が乗り物酔いしやすい人だと車酔いしてしまうかもしれません。
逆に、いつも車酔いをして困っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
三半規管が弱いというのは有名な話ですが、予防や克服ができれば嬉しいものです。
乗り物酔いをしなければ、ドライブやテーマパークなどを思いきり楽しむことができるでしょう。
そこでこちらの記事では、ドライブで車酔いさせないコツや予防法などについてご紹介いたします。
車酔いなどの乗り物酔いの原因について
まずは、車酔いなどの乗り物酔いが起きる原因についてご紹介します。
自律神経の乱れによって乗り物酔いは起こります。
車や船、電車などの揺れと不規則なスピードは内耳の三半規管からの情報です。
車などに乗っている際の目から情報と体が感じる揺れや振動などの情報があります。
これらの情報を受けた脳が混乱することにより、めまいや吐き気などの症状につながります。
嗅覚からの不快感やストレスも乗り物酔いに関係していると言われております。
ハンドルを握っている運転手とは違い同乗者はなされるがままになって頭が揺すられたりするので、車酔いがしやすくなります。
また、寝不足や体調不良、ガソリンの臭い、車内のよどんだ空気、読書やゲーム・スマホなども車酔いの原因になります。
読書やスマホなどは目の前の本などは止まっているので体は揺れているという感覚のずれが生じて酔う原因になります。
運転が上手か下手かは車酔いと関係があるのか
長年運転してきた人と合宿免許や教習所を卒業したばかりの人は、車酔いとは関係があるのでしょうか。
この人の運転では酔わなかったということ聞いたり、実際に経験したりしたことはありますか。
車酔いが運転の上手か下手かが関係しているとは一概には言えません。
しかし、運転が上手な人の方が車酔いをしにくいと言われております。
車を運転する際にスピードを上げたり下げたりしますよね。
その加減速が多い場合やカーブを曲がるスピードが速いという場合、止まる時に急ブレーキが多い場合などが同乗者の身体の揺れが大きくなります。
これらは運転手の注意で抑えることが出来ます。
しかし、どれだけ運転が上手でもでこぼこした道やバスなどの大きな車で揺れやすくなることは運転手の技術ではどうにもなりません。
そのため、運転が上手だから安心できるわけではないので注意しましょう。
同乗者を車酔いさせないポイント
運転手目線での同乗者を車酔いさせない予防法のポイントをご紹介します。
空気を入れ替える
特に夏は車内のよどんだ空気も不快感を与えてしまい、車酔いの原因にもなりますのでドライブの前に窓を開けて空気を入れ替えましょう。
ドライブ中も空気の入れ替えを行うと良いでしょう。
エアコンは外気導入にして高速道路などの排気ガスが多いところではエアコンのみにすることがポイントです。
芳香剤などを置かない
臭いも車酔いにつながりますので芳香剤を置かないようにすることも重要です。
アロマなどで爽やかな香りでも強すぎてしまうと逆効果になってしまいます。
荒い運転をしない
荒い運転も禁物です。
ペダルやハンドル操作はゆっくりするようにしましょう。
スムーズで滑らかな運転を心がけると車酔いしにくくなると言えます。
ブレーキを踏む際は同乗者の頭がガクンとならないように、車が止まる瞬間に少し抜く感じで調節しましょう。
これは合宿免許や教習所に通っているときに体に身に付けておくと良いでしょう。
加速や原則が少ない運転がポイントとなります。
スピードやブレーキの話とつながりますが、車間距離を十分にとることも大切です。
前の車に合わせてスピードを上げたり、ブレーキを踏んだりしていると車酔いしやすくなります。
スピードが安定するように車間距離を確保することを心がけましょう。
車酔いの予防法について
続いては同乗者目線での車酔いをしないコツについてご紹介します。
進行方向を見る
運転手は車がどのような動きをするかが把握できますが、同乗者は把握できません。
そのため車酔いが起きやすいです。
しっかりとシートに座り外の景色を見るようにします。
外の景色と言っても近くをいていると目からの情報で変化が多いので予防にはなりません。
雲や海、遠くの街といった景色を見るようにしましょう。
他には車が今どこを走り、どんな動きをするかを意識して乗っていると車酔いがしにくくなります。
カーブなどでの対策
カーブが続く山道などは注意が必要です。
車がどちらに曲がるのかを見ながら、遠心力に逆らうように体制をまっすぐにキープしておきましょう。
そうすることで酔いを予防できます。
読書やゲーム、スマホを操作しない
読書やゲーム、スマホをしないことも大切です。
車に乗っていると揺れているので手元の物を見るのは、不規則に揺れているものを見ているということと同じです。
体感の揺れと視覚からの情報による刺激が加わり酔いやすくなってしまいます。
空白や満腹で乗らない
空腹や満腹を避けることも大きなポイントです。
柑橘系は消化が悪いので避けることをおすすめします。
それに加えてゆったりした服を着ていると良いでしょう。
体を締め付けるような服装も車酔いしやすいと言われております。
自分でできる予防として頭に入れておくと良いでしょう。
酔ってしまった時の対処法
車酔いの症状がでてしまった時の対象方についてもお伝えします。
休憩する
ドライブ中などに車酔いしてしまった時は車から降りて休憩しましょう。
車から降りて休憩することが1番最適と言えます。
サービスエリアなどのゆっくりできるところが良いでしょう。
排気ガスが多いと臭いなどもきになり、気分がすっきりしないこともあるので注意が必要です。
頭を固定する
リクライニングで身体を倒して揺れないように工夫します。
頭をしっかりと固定することがポイントです。
そして目を閉じて深呼吸しましょう。
ツボを押してみる
車酔いに効くツボがあるのをご存知でしょうか。
内関は手の平を上にし、手首から指3本分肘の方に下がったところにあります。
外関は内関反対側にあります。
侠軽は足の薬指と小指の付け根の間にあって少し薬指側のへこんだ部分にあります。
翳風は、耳たぶの裏にあって顎の骨のくぼんだ部分にあります。
おわりに
今回は車酔いをさせないコツや予防法、した時の対処法などについてご紹介いたしました。
合宿免許や教習所に通っている方は、これから運転が楽しくなってくるでしょう。
合宿免許や教習所を卒業して、家族や友人とドライブにでかける機会があるかもしれません。
そんな時に同乗者を車酔いさせない運転ができればみんなが快適に過ごすことが出来ます。
車酔いは自律神経の乱れや嗅覚などの刺激も原因につながることが分かりました。
体調不良や寝不足の時は車酔いになりやすいです。
運転に慣れていない方の運転で出かける際は、車酔いがしやすくなるかもしれません。
また酔ったらどうしようということもストレスになり、それもまた車酔いの原因になります。
運転する側も同乗する側もできる対策がたくさんあります。
出発前や移動中に対策することが需要です。
運転手は急ハンドル、急ブレーキを避けることは酔い防止だけでなく、事故防止にもつながります。
上手な運転と言ってもらえるような運転を心がけましょう。
いくつかの予防法を紹介しましたので、是非参考にしてみてください。
合宿免許お役立ち情報編集部
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