マンションやデパートにある立体駐車場に駐車するコツ

2021.8.20 交通ルール・運転
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マンションの立体駐車場

マンションにお住まいの方やデパート良く行くという方がいらっしゃるかと思われます。

マンションの駐車場やデパートの駐車場にはさまざまな種類がございます。

慣れていないと難しい立体駐車場もあるでしょう。

立体駐車場に入るアイのスロープでは、対向車やポールなどにぶつかりそうになったことがあるという方も多いのではないでしょうか。

そこでこちらの記事では、マンションやデパートなどの立体駐車場に駐車するコツなどをご紹介してまいります。

 

自走式の立体駐車場

ショッピングモールなどでみる立体駐車場は「自走式立体駐車場」が多いです。

自分で目的の階、空車のある階まで運転し駐車します。

そんな自走式立体駐車場には種類があります。

 

フラット式

1つ目はフラット式について紹介します。

駐車場の各階がスロープでつながった立体駐車場です。

上の階に向かう自動車と駐車する自動車の動線が分けられている特徴があります。

そのため、安全面において優れていると言えるでしょう。

見通しのよい駐車場でスムーズに駐車できるでしょう。

 

連続傾床式

2つ目は連続傾床式です。

上り下りするスロープを兼ねており緩い勾配の駐車スペースで構築された立体駐車場の事を指します。

ゆるやかならせん状になっており、急カーブや急こう配がありません。

 

スキップ式

3つ目は、スキップ式です。

これは半階分ずつ駐車場をずらした立体駐車場のことです。

ひとつひとつのスロープを短くできるメリットがあります。

スロープが短いことで見通しも良く、走行しやすい特徴です。

一定方向に巡回ができるため、空いている駐車スペースを見つけやすいタイプの駐車場と言えるでしょう。

 

機械式の立体駐車場について

立体駐車場の種類には上記で説明したような自走式立体駐車場と機械式立体駐車場があります。

機械式駐車場は自走式立体駐車場よりも経験したことのあるという方は少ないのではないでしょうか。

機械式は自動車をエレベーターのように駐車スペースまで運んでくれるものになります。

 

機械式駐車場に停める手順

機械式駐車場を利用する際は自動車を運んでくれるパレットに自動車を乗せる前に同乗者や荷物を下ろします。

ドアミラーやアンテナなどをしまいます。

駐車装置にある鏡を見ながらタイヤをパレットに乗せていきます。

ストッパーを乗り越え、正しい位置に駐車できたらエンジンを止めてパーキングブレーキをかけましょう。

窓やサンルーフが空いていないかを再度確認し、荷物の下ろし忘れがないかも確認しましょう。

きちんと鍵をかけて車から離れます。

デパートなどでは係員がいることが多いです。

係員がいる場合は、その係員がパレットにのった車を操作して動かしてくれます。

 

機械式立体駐車場の駐車のコツ

機械式立体駐車場は自走式立体駐車場とは違った難しさを感じるかたもいらっしゃるでしょう。

合宿免許や教習所に通っている方は駐車の練習はしてもパレットに乗せることや、ストッパーがある場所での駐車は教習では行わないです。

そんな機械式立体駐車場に入れるコツとしましては、パレットにタイヤを乗せてから少しずつ自動車を動かすことです。

ストッパーがあるからとアクセルを踏みすぎると、ストッパーでタイヤが浮いてしまいます。

また、勢いが強すぎてうまく駐車できない可能性があります。

スピードを落とし、ゆっくり一定のスピードで駐車することを心がけましょう。

枠内に収めることはどんな駐車場でも同じです。

パレットに入れる際、ミラーを閉じていることもあります。

そのため、パレットには直進で入れるようにしましょう。

バックする時はハンドルを切らないということもポイントです。

切り返しでハンドルを切るのは前進しているときにしましょう。

マンションが機械式立体駐車場だという方は、慣れているかもしれません。

普段は平面の駐車場だという方などは機械式立体駐車場に慣れていません。

そういった場合に、癖でバックする時にハンドルを切って調整してしまうことがあるでしょう。

全く違う入れ方と区別して、正しい位置に駐車しましょう。

 

立体駐車場での注意点

立体駐車場を利用する際には注意点があります。

立体駐車場が設置されている場所として多いのがマンションや大型のショッピングモールなどです。

そういった場所は家族ずれが多いです。

そのため、子どもがいないか、高齢者の方がいないか、通り道として駐車スペースに人がいないかを確認しましょう。

駐車場では誰もいないだろうと思わず、車を進めることが重要です。

機械式の駐車場では事故につながる場合もありますので子どもが入らないようにすることが大切です。

パレットに乗せる際は上記でも述べましたが、まっすぐに入れるようにしましょう。

機械が運んでいるので何らかの事故につながる可能性があります。

初めての機械式立体駐車場を利用するといった際にはどうすればいいのか分からなくなるかもしれませんが、利用していくうちに慣れていきます。

 

立体駐車場のスロープの走行

ショッピングモールやデパートなどの立体駐車場には螺旋のスロープを上ったり下ったりするところが多いです。

そんなスロープは坂なので上る時はアクセル少し踏み込まないと進まず、上り切ったらカーブしないといけないというシーンになります。

合宿免許や教習所に通っている方はあまりこのような経験はしないでしょう。

 

立体駐車場の発券機との距離

立体駐車場

デパートや大型のショッピングモールなどの有料駐車場を利用する際に、発券機を通らなくてはいけません。

車を寄せられず、一旦降りてから駐車券をとったり、お金を払ったりすることはできるだけさけたいものです。

特に女性の方や、身体の小さい方は運転席に座ったままでは届かない場合もあるでしょう。

中には寄り過ぎてミラーを当ててしまったという方もいらっしゃるかもしれません。

このような事から苦手意識を持っている方も多いでしょう。

発券機の位置にも寄りますが曲がりながら発券機に近づかないといけない場合は、早くにハンドルを切らずに直角に曲がるイメージをしてみて下さい。

できるだけ低速で運転することの1つのコツです。

 

おわりに

今回は、マンションやデパート、ショッピングモールなどにある立体駐車場についてご紹介してまいりました。

立体駐車場には「自走式立体駐車場」と「機械式立体駐車場」があります。

自走式立体駐車場にはフラット式、連続傾床式、スキップ式の3種類があります。

立体駐車場は平面駐車場に比べると雨風、直射日光からのダメージを避けることも可能です。

また、防犯面においても立体駐車場の方が優れているというメリットもあります。

合宿免許や教習所に通っている方は、立体駐車場の教習がありません。

卒業してから家族や友人と駐車の練習をするために、ショッピングモールなどの立体駐車場を利用することをおすすめします。

買い物客が少ない時間帯などを狙っていくと良いでしょう。

後続車に焦ってしまう事もあるでしょう。

焦って駐車しようとしては余計に上手くいきません。

出入口などの発券機の前でも後続車がいると焦ってしまいます。

焦って上手く寄れなかったりしていまいます。

ミラーをぶつけて車を傷つける恐れもあります。

直角に曲がるイメージをもって寄せていきましょう。

直線で寄せていく場合は車体の車幅を把握して、ゆっくり一定のペースで寄せましょう。

上り下りのスロープでスピードを出すことも危険です。

速度を落として落ち着いて駐車しましょう。

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