見落としてしまいがちな交通ルールをご紹介

2021.3.19 交通ルール・運転
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後部座席のシートベルト

運転免許を取りたての頃はしっかりと覚えていた交通ルール。

合宿免許など、路上教習の際にはいろいろと気づきもあったりしたかと思います。

しかし、ルールを守って運転しているつもりでも運転にも慣れてくるとうっかり見落としていた交通ルールがあるかもしれません。

近年ではあおり運転などの危険運転が社会問題となっております。

違反の点数が多くなると免許停止や取り消しになってしまいます。

そこでこちらの記事では、意外な交通ルールや見落としがちな交通ルールをいくつかご紹介いたします。

 

スマホなどのながら運転

スマホやケータイの操作をしながらなどのながら運転が禁止であるというイメージがあるという方は多いのではないでしょうか。

スマホやケータイはもちろんですがナビやテレビ、モニターなどの操作や所持しながらの運転も禁止されております。

1人で運転中は自分でナビを設定したりケータイを操作したりしなければいけません。

そんな時は安全な場所に停止してから操作を行いましょう。

スマホは常に持っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

通知などをチェックしてわきみ運転となって、ハンドル操作を誤るおそれもあります。

スマホやケータイを手で持って操作することは上記でも挙げた通り禁止ですが手に持っているだけでもNGなのです。

そのため、スマホホルダーやスマホスタンドを使いましょう。

最近の車ではハンズフリ-で電話にでられる機能が搭載されている車種も多いです。

 

エンジンをかけたまま車を離れるのはNG

コンビニなどで少しの間だけだからといってエンジンをかけたまま放置するのは禁止です。

もちろんキーを車内に放置するのも良くないです。

車から離れた隙に他人が無断で運転してしまうかもしれません。

こういった防犯のためにもキーを必ず持ち、エンジンもしっかり切って鍵をかけてから車を離れましょう。

停止措置義務違反に当たりますので反則金と点数が課せられてしまいます。

サイドブレーキもかけていない状態で、坂道という状況だともしかしたら無人の車が動く危険性もあります。

 

クラクションをむやみに鳴らす

信号待ちをしていて、青信号になったけど気づいていないからとクラクションを鳴らすという場面を見たり経験したりしたことはありませんか。

そういった場合にクラクションを乱用すると違反行為となります。

見通しの悪い交差点や道路など、警音鳴らせという標識などで指定された道路を走行する場合はクラクションを鳴らすことが義務付けられています。

危険を回避するために鳴らす場合もあります。

危険を察知してやむを得ずにクラクションを鳴らすことが可能です。

2020年6月に改正された道路交通法であおり運転が厳罰化されました。

不必要なクラクションはあおり運転の項目にもはいっています。

基本的に鳴らしてはいけないのでむやみにクラクションを使うことは控えましょう。

 

一般道でも後部座席はシートベルトとしなくてはならない

後部座席のシートベルトは、高速道路を走行中にはシートベルトを着けることが義務付けられているということをご存知の方は多いはずです。

しかし、一般道でもシートベルトの着用の義務が定められているのです。

妊婦の方、負傷している方はシートベルトを安全に着けられないという場合は例外となります。

これは道路交通法第71条の3により定められています。

シートベルトは事故が起きた時に、車の外に身体が投げ出されてしまうことや衝撃から身を守るための役割があります。

同乗している場合でもシートベルトの着用には心がけましょう。

反則金がない場合でも点数は取られてしまいますのでシートベルトは必ずつけるようにしましょう。

 

車間距離を十分にとっていないこと

見落としがちな交通ルール

ここからは高速道路での交通ルールをご説明していきます。

高速道路では十分な車間距離と取らなくてはいけません。

教習所で習ったから理解していても周りのスピードに合わせていたら、車間距離が十分に取れていない場合があります。

車間距離の目安は走行速度と同じくらいです。

時速100kmで走行している場合100mの車間距離を空けましょう。

高速道路で前方に落下物があることや前の車が何らかの理由で急ブレーキ、急停止するなどといったことが起こるかもしれません。

そんなときにしっかり対応出来るようにするには車間距離が大切です。

違反すると点数も反則金も取られてしまいます。

高速道路は早く置く敵地に付けますが、スピードがかなり上がります。

リスクも伴い、危険度も上がると言えるでしょう。

運転に慣れていても車間距離には気をつけましょう。

 

高速道路でのガス欠

高速道路上では、ガス欠で止まらないようにガソリンを十分に補充しておく義務があります。

道路交通法第75条の10によって定められております。

高速道路でガソリンが切れてしまうとロードサービスを呼ばなくてはならなくなります。

他にもさまざまな対処が必要になります。

ドライバーが事前に点検をしていなかったとみなされ行政処分の対象になってしまう可能性もあります。

高速自動車国道等運転者遵守事項違反になります。

JAFの調べによりますと、高速道路からのロードサービス依頼の中で上位にガス欠がはいっているそうです。

高速道路を走る際には給油することを心がけましょう。

給油の他にも、車検を通っているからといって安心せずに自動車の点検をするようにしましょう。

 

高速道路の追い越し車線を走りつづける

高速道路では1番左の車線が車両交通帯と定められております。

これは通行帯違反と呼ばれます。

そのため、1番右の追い越し車線を走り続けてはいけないという交通ルールです。

1番右側の車線は速い車が通るイメージがあるかもしれませんが、緊急車両に道を譲るときや一時的に対応が必要な時のための車線です。

基本的には1番左の車線か中央の車線を走るということが定められております。

追い越し車線という名前ですので追い越しができたら速やかに左側の車線に戻りましょう。

また、左側の車線から追い越すことも違反となります。

何kmや何分走行するのが禁止などという規定はありませんが追い越し車線を走る際には注意しておきましょう。

 

おわりに

今回は、意外と知られていない、見落としがちであうさまざまな交通ルールをご紹介しました。

もしかしたら知らなかったという交通ルールも中にはあるのではないでしょうか。

普段なにげなく生活している中での大切な交通ルールです。

特に運転手である場合には気にしていても後部座席のシートベルトを着用しているのかなどには気が付かないことがあるでしょう。

6歳未満の子どもにチャイルドシートの使用も早めに辞めていることもルール違反となります。

これらどちらも大切な命を守るためです。

もしものことがあってからでは遅いということは明確です。

気づかずに違反していることや知らないことで周りに迷惑をかけているかもしれません。

あおり運転が社会問題にもなっております。

2020年6月にはあおり運転が厳罰化されました。

不必要なクラクションもあおり運転とみなされるかもしれません。

高速道路で車間距離を空けていないことはとても危険です。

前方に落下物がある場合や前の車が急停止するという可能性もあります。

そういったときに、柔軟に対応できるよう十分な車間距離はとっておきましょう。

このような意外と見落としてしまっている交通ルールはさまざまあります。

自分が認識している交通ルールが正しいのかなどを、本記事を参考に見直してみてはいかがでしょうか。

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合宿免許お役立ち情報編集部

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